- 2009年11月21日 11:03
まずはその1、しばらく放置されていた12V/5Ahのバッテリを定電圧充電したもの。
充電電流は14Vで1Aを超え続けるなど異常が見られた。
充電用定電圧電源から外して一晩放置したら、解放電圧は約8Vに下がっていた。
セルあたりの電圧が2Vだとすると4セル分、あとの2セルはショート状態なのだろうか。
4セル(9.6V)に14Vを加えて充電するのだから電流が過大に流れて当たり前だ。
そこで意決して解体してみることにする。
希硫酸の飛び散りに注意しながら切断、内部構造は綿のようなものを電極が挟んでいる感じだ。
この綿の部分に電解液がしみこませてあるのだろう。
分解後にセル電圧を測ってみると1セルが2.1Vで3セルが0.8V〜0.9V、残りの2セルは0Vでうち1セルは完全にショートしていた。
電極はサルフェーションがあるわけでもなく、片側はいわゆる鉛色でもう片側は茶色っぽい感じ。
電解液をしみこませた綿的なもので電極間は確実に分離されているのに何故ショートするのだろうか。
まあ解体中にショートさせてしまった可能性がないわけではないのだが不思議だ。
APCのSU1400で異様な発熱をしたバッテリもこの解体バッテリ同様にバッテリ全体としての解放電圧が下がっていた。
そこに定電圧充電するものだから充電電流が過大に流れて発熱する。
パルス印加実験の方も結論が出た。
http://www.fnf.jp/b_puls_a.htm
自動車用バッテリの分解(!)
http://www.metacafe.com/watch/971317/insane_car_battery_hack/
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