婚活詐欺のススメ

ニュースにもなっているが、何故結婚詐欺なのか。
何故30代後半の女性はセレブを目指すのか。

いわゆる行き遅れ組女性は結婚したい。
恋人が欲しいとか好きな人と一緒にいたいのではなくて結婚する人が欲しいのだ。
つまり目的な結婚であり、男性はその材料に過ぎない。
結婚するためにはセレブを気取る必要があるが、そんな生活とは縁がない。
そこでにわか知識にメッキをかけてプチセレブを気取る。

出会い系に行けば男性が沢山登録している。
何しろ有料サイト、カネを払ってでも結婚したいと思う男性がいるのだ。
これはもう、飛んで火に入る夏の虫がネギを背負ってやってくるみたいなものだ。
しかもこのプチセレブ女性は美人過ぎない。
いや、美人過ぎないと言うよりはブスに近いのだ。
どうだろう、美人過ぎる女性が近づいてきたら男も、オレなんかに何でこんな美人が？と警戒するがブスなら空襲警報は発令しないだろう。
ここがねらい目なのだ。

男性は考えてみて欲しい。
女性と出会えなかったから、女性に縁がなかったから、平たく言えばモテなかったから結婚サイトに登録したわけですよね？
それが、登録してまもなく女性から声がかかってデートに誘われるなんて、まるで夢のようだ！じゃなくて、不自然でしょ？
不自然ではあるが男性は舞い上がるのだが、相手が適度なブスだったりすると逆に安心してしまう。

女は男の夢を好み、男は女の不幸な話を好む。
だから女は不幸な方が良い。
オレが何とかしてやる。
そう舞い上がってお金をばらまき、女はそれを拾って懐にしまう。
それを元手に第二次セレブ化作戦を遂行する。

似非セレブが出来たら次はもう1ランク上の男を狙う。
こうして、わらしべ長者的にどんどん金を稼いで、運が悪いと捕まっちゃう。
こうして稼いでいる人は相当数に上ると見られているが、男女間のことなので女が金を持って去っていったとしても男はカネをとたれたことを悔やみもせずに、女がいなくなったことに涙するという。
もしやプレゼントにかけるカネが足りなかったのかなどと、幸せに騙され続けるわけだ。

こうした女性の稼ぎ屋同士の連携もあるそうで、騙されやすい男性情報が流通することによって彼女らは稼ぐ。
ワンクリック詐欺や架空請求に引っかかった人のリストが出回って、一度引っかかると果てしなく追い回されるのと同様だ。
しかしボケた男は「オレって案外モテるかも」なんて鼻の下を伸ばしているというのだから、まさに幸せ者だ。

インテリを気取り、知識人・文化人を自負し、ちょっと見栄っ張りでお人好し。
そんなあなたを全国の魔女は狙っているのです。