料金

日本のケータイ電話料金は高すぎると言って参入したソフトバンクだが、一体安いのか高いのか良く分からない。
表向きは安いが実は高いというソフトバンク商法丸出しなのだが今回はその話ではない。

関西圏のワンコインタクシーに行政が値上げを要求したというお話だ。
ようするに安すぎるからもっとカネを取れと言ったのである。
ちなみに各国のタクシー料金と比較すると、日本とドイツとイギリスが同じくらいで米国とフランスは日本の半額ちょっとだ。
何かというと国際価格並みを言うのに、タクシー業界からは色々献金があったり天下り引き受けがあったりするから例外と言うことか。

農業と同じく業界を保護するというのが政府の言い分かも知れないが、そうした保護を続けたおかげで少なくとも農業は衰退に向かった。
価格競争力を付けるような施策を行わなければやがては滅びてしまうのではないのか。
タクシーなど、価格競争自由競争が起きれば自然淘汰が起きる。
タクシー業界は保護するけれどそば屋は保護しないんですか？と言いたい。
JALはつぶさないけれど、山一証券はつぶしましたよねと言いたい。

何が不当廉売で何が不当廉売ではないのか。
何ならタクシーも、ワンコインキャンペーンとでもやればいいのではないだろうか。
http://www.asahi.com/national/update/1124/OSK200911240071.html?ref=rss