携帯電話基地局数

auの基地局免許数は約4.2万で、SBMの3.9万を引き離し続けている。
まあ孫さんに言わせるとauの基地局数は2万らしく、すなわち孫さんの思考は3年前で停止していることになる。
停止しているのはSBMの基地局増加数の方で、加入者増に全く追いついていない。

マスコミも認めたSBMの5.8万基地局数だといっている人も居たが、そのマスコミも最近は正しい局数を表記するようになった。
http://www.fnf.jp/blog/2009/11/fnfblog2500.html
↑は日経の記事だが、中継局を除いたものとわざわざ注釈まである。
一方でドコモ基地局数が8万はインチキだと、これも叫んでいた人がいたがマスコミによればインチキではないらしい。

こうしたインフラ整備の遅れは金穴によるもので、その穴埋めにWiFiだと孫さんは言うが各方面からは辛辣な意見が出されている。
そのご自慢のWiFi,54Mbpsは口で呼吸するようなものだと豪語するも、mpwの計測値を見る限りSBMのWiFi経由接続はドコモの3G接続にも及ばない速度だ。
どうやらSBMの言う口はドコモの鼻より数段小さいと見える。
もっともドコモの方もmopera.netのドコモ網経由だと5Mbps前後しか出ない訳で、地上系の混雑も見て取れる。

SBMはYBBの線を使うとか言っていたが、そう簡単に移行できるものではない。
そもそも遅延の管理や信頼性管理が別物であり、それを整備し直すためにはさらにコストがかかってしまう。
まあこれも一部の人は既にYBBの線を使っているようなことを言うが、もしそうならYBBの線は相当混雑しているんですねで話は終わってしまう。

SBMは100メガ動画とか言っているが、2Mbpsで100Mバイトを取り込むには7分近くかかる。
もっとも動画はストリーミング的（簡易に）配信されるので問題ないかも知れない。
さて、孫さんはWiFiは3Gの7.5倍の速度だと言った。
WiFiが約2Mbpsだとすると3Gは270kBbpsか。
なるほど、SBMの非HSDPAの速度に合致するではないか。
http://mpw.jp/sb3gspeed/map.php

WiFi普及のためにキャンペーンも行われている。
その中でSBMらしさが出ているものを3つほど紹介しよう。

【その１】フラット型パケット定額制に加入させられる恐れ
これは従来の傾斜型ではなく、フラット型のパケット定額制には誰でも（つまりWiFi対応機種以外を利用している人も）加入できる。
値引きと引き替えに加入させられ、しかも2年縛られないように注意したい。

【その２】学割併用できません
WiFi系のキャンペーンが適用された場合、学割は自動的に解除される。
金策に苦しむSBMとしては、3年間もタダ（或いは割引価格）で使われるのは何としても阻止したい。
「と金」の時もそうだったが、最初は「と金」になるから良いのだと大声を張り上げるも、自分の思い通りに事が進まないと「8円で使うなどもってのほか」だと今度は声を荒げる。
学割にしても、学生だからといい気になるなコノヤロウとばかりにその特権を取り上がるのがSBM風である。

またCome On! Wi-Fiキャンペーン自体も、契約プランの変更や機種変更などで自動解約されてしまう。
突然月額請求金額が上がって、あれ？と思って時には既に遅しと言うわけだ。

【その３】WiFi対応機は強制加入
WiFi対応機を契約すると、ケータイWiFiプランに強制加入させられるケースがある。
料金は変わりませんよと販売店側は強調するが、これでパケット定額はフラット化されてしまう。
当然縛りが付くので途中解約は出来ず、スーパーボーナス縛りと相まって何をするにも金がかかる状況になる。

ついでに2Gの巻き取りに関しても注意が必要である。
これは2年縛りが起きるので、いわゆるスマート縛りと同じだ。
端末はタダだが、だったらスパボ一括タダのモデルを選んだ方が縛りが無くて嬉しい。
いや端末無しなら6ヶ月のホワイトプラン無料があるので、スパボ一括ゼロ円で端末Getですぐ解約し、2Gからの移行を行えば縛りと引き替えに半年は無料で使える。