- 2009年11月26日 10:44
SBMの実質値上げプランであるフラット定額制は月額4,410円の固定価格だ。
そもそもはデュアルパケット定額の月額4,095円がスタートとなっており、これがいつの間にか上限4,410円に値上げされた。
ドコモは従来パケ・ホーダイで上限額4.095円の固定定額制だったが、競争力強化のために傾斜型定額制を導入すると共に上限額を4,410円に値上げした。
これによって携帯3社はパケット料金の上限が4,410円に揃い、auとSBMは月間300万パケットで、ドコモは月間換算3千万パケットで規制がかかることになった。
そんな中、SBMは業界に先駆けての実質値上げを行った。
すなわち、パケット定額制をフラット価格にしてしかも上限は従来通りの4,410円だ。
ドコモであれば4,095円だったが既に受付が中止されているというわけで、ここがSBMの狙いだったのか。
このフラット定額はそもそもはケータイWiFi専用のプランだったわけだが、聞くところによると普通の契約時にもこれが勧められているらしい。
私自身は未体験なので何とも言えないのだが、確かに規約上は通常のホワイトプランなどとの組み合わせもOKとなっている。
販売店としては「傾斜型でもフラットでも、どうせ上限まで使うんだから変わりません。フラット定額なら4,800円値引きします」みたいな売り方らしい。
さすが収穫期、やることが違うなと感心してしまう。
他社同様のプランを前面に起きながら、現場ではせっせと高額誘導を行う。
そもそも殆どの人がパケット定額上限に張り付いているならば傾斜型プランでもいいはずで、つまり実際はそうではないというわけだ。
知人にしてもWebアクセスは殆どしない(コンテンツが少ない)との事で、従来使っていたauに比べると公式サイトは全然面白みがないという。
まあ彼の場合は再びauに戻るらしい(スパボの喪が明けた)ので又アクティブになるとは思うが、これがSBMの現状だ。
パケット利用料が上がらないのはコンテンツ不足が最も大きい。
これは過去にauが経験している事で、高速通信を謳ったところでその使い道がなかったというわけだ。
そこでauはコンテンツ拡張に力を入れ現在に至っている。
SBMの場合はどうか。
コンテンツは多少増やしているが、そもそもネットワーク容量が足りないので大容量コンテンツは提供しにくい。
HSDPAエリアも狭いのでパケット使用量が上がらず、HSDPAエリアに関しては大容量コンテンツを配給するとトラフィックが心配だ。
その解決策がケータイWiFiで、これも対応機種購入時には契約必須との噂がある。
しかしハイエンド端末自体が売れていないのでケータイWiFi加入者も限定的なのが現状だと思われる。
- Newer: ケータイ白書
- Older: トップページが更新されました
コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。
サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。
登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。