- 2009年11月28日 14:01
ドコモは、「強力なプッシュ配信技術により“手のひらオフィス”を実現したBlackBerryがあれば、フィールドワーカーに『パソコンは必要なし』」と語った。
なんだよ孫さんの真似かよと言いたくもなる。
確かにモバイルPC代わりの連係機能などによってBlackBerryはビジネスマンに支えられているスマートフォンだ。
iPhoneというと遊びの要素が強い感じがするが、BlackBerryは全く逆にパーソナル色が薄い。
しかし、だからといってモバイルPCの代わりには少々言い過ぎではないのだろうか。
たしかこれ、画面はiPhoneと同程度の解像度だったと思う。
Windowsを動かそうとすると最低VGA解像度が必要なわけで、つまり、ある程度のグラフィカルなものを表示しようとした場合にVGA以下ではどうにもなりませんよと言う事なのではないだろうか。
もちろんポケットPC的なWindowsCEなどは低解像度やモノクロ画面でも動作していたわけだが、それは一般的モバイルPCと比較できるようなものではない。
クラウドにしろ何にしろ情報量は重要で、それは画面解像度においても同じなのだ。
iPhoneは画面が大きいので字は見やすいが、目の良い若者(!)が表示を縮小して読もうとしても解像度が足りなくて読めないという。
何しろ高校生くらいの人間はケータイの最小文字を苦もなく読んでしまうわけで、それと同じ事が(iPhoneのデカい画面でも)出来ないという。
オッサン世代的にはそんな小さな字は虫眼鏡でもなければ読めないわけだが、まあ地図などは解像度の違いが分かりやすいと言えばそうかも。
vaio-tを使い始めたときに、この画面サイズで横方向1366Dotはやり過ぎじゃないのと思ったものだ。
しかしこのサイズでこの解像度に慣れた目で22インチのSXGA解像度液晶を見ると、何と荒いことかと思ってしまう。
とてもMSゴシックで見る気にはならず、メイリオクリアフォントをインストールしたのは言うまでもない。
今時QVGA解像度のケータイを見ると画面の荒さを感じるように、オッサンでも解像度の認識は出来ると言うことなのだ。
そのHVGA解像度とハードウエアキーだとは言ってもあのピッチ、それがノートPCの代用になるとは考えにくい。
いやいや代用にはなるかも知れないがあくまでも代用であり取って代わるものではない。
従ってドコモの言う『パソコンは必要なし』には全く同意できないのである。
パソコンを持って行くのを忘れたとしてもこれがあれば、とか、急な出張時にもこれさえあればある程度は、という表現なら無理はないのに。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20091126/341168/
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