- 2009年12月15日 10:51
ゼンリンの地図アプリがバージョンアップされた。
従来との大きな違い?は渋滞情報が無料で見られるようになったことだろうか。
ナビ機能は有料だが、これはGoogleMapを使えばいいだろう。
GoogleMapも新しくなったが、進行方向が画面の上になるように設定できない(たぶん)のがちょっと残念。
情報量的にはストリートビューなどもあるので、都市部であればGoogleMapが優れていると言える。
ゼンリンの方はベクタ地図なのでビュンとスクロールしても表示が付いてくる(来やすい)とか、地図としての完成度が高いメリットがある。
検索関係はGoogleの方が優れているのは言うまでもないというか、ゼンリンはNTTの電話帳データを元に検索しているようだ。
メニューをいじってみると、駅周辺の画像を出せたり地図の雰囲気?色?が変えられたり出来るようになっていた。
と言ってもこの辺りは特に面白いものではなく、渋滞情報の方が気が利いている。
というのも、通信型地図や外部データの取り込める地図における最大のメリットはリアルタイム情報ではないかと思うからだ。
そうそう、オフライ地図の機能も追加されている。
これは圏外などの時にもあらかじめダウンロードした2カ所の地図を見ることが出来るというものなのだが有料である。
乗り換え案内なども有料だが、これは無料サービスを使えば済むので重要ではない。
結局地図屋が何かに課金して儲けるのかは難しい問題があると思う。
GoogleMapが無いときには地図というデータだけでカネになったが、今はそうではない。
そうすると利用者からカネを取るのではなく、たとえば周辺案内に登場させる商業施設から広告費を取るようなビジネスモデルの方が良いのではないのか。
それこそiエリア的なものと一緒にして、クーポンを配ったり店の混雑状況などの情報を配信したり予約を取ったりする。
タクシーの位置をネットワーク配信する実験も行われていたが、こうしたものやバスなどの交通機関との協調も良いだろう。
最大のメリットは利用者が誰であるかが特定できていることであり、いたずらにタクシーを呼んでみましたなんて事をした場合のペナルティ課金だって不可能ではない。
検索などの情報量ではGoogleに勝てるわけはないので、あとは情報の質や密度での勝負となる。
かといって口コミ系は宣伝に利用されるので今ひとつ信頼性がないし、コミュニティというのも面倒な話だし、ゼンリンの場合は有料だ。
http://www.zenrin-datacom.net/newsrelease/20091214_1.html
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