ズームじゃないでしょ

iPhone用の三脚と望遠レンズのキットだそうだ。
製品名称はiZoomとなっているがズームレンズではなく、8倍の望遠である。

iPhone3Gのカメラは感度が悪く、まるでN906iμのように画像更新速度が遅い。
iPhone撮影による歪んだ画像を見ることがあるが、今時のデジカメやケータイ内蔵カメラであのような絵が撮れるものは少ない。
なので三脚には一定の意味がある。
とにかくブレやすいので固定したくなるわけだ。
ちなみに明るいところであればカメラの反応は悪いが手ぶれでどうしようもないという事もない。

もしかしたらiPhone3GSでは改善されているかも知れないが、よく分からない。
たしかアプリで手ぶれ補正やダイナミックレンジ補正を行うものがあったと思うのだが、色がメチャクチャになるとかのオマケ付きだ。
これは国産ケータイ内蔵カメラにもある程度言えるのだが、元が駄目なのに後処理で何とかしようとしてもうまくは行かないと言うことだ。
その一点のみを誤魔化すような事は出来ても、他の部分の劣化が激しくなったりする。

私だったらアタッチメントを駆使してiPhoneに三脚などを付けず、コンパクトデジカメを使う。
三脚とレンズキット、アタッチメントを持ち歩くよりその方がコンパクトに違いない。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20091215/201040/

iPhone用の様々なアクセサリやアプリなどを見ると、何とか国産ケータイに近づこうと努力している風に見える。
或いは何でもiPhone一台で済ませられるように、みたいな感じか。
まあ国産ケータイはその路線で、カメラ付き、Felica付き、TV付きが普通になっているから分からないでもない。
たぶん日本人は何でもかんでも入っているのが好きなんだろう。