- 2009年12月17日 10:49
北欧でLTE商用サービスが開始された。
早速テストされた値では下りが40Mbps前後、上りが5Mbps前後だった。
HSDPAサービスも日本が世界初ではなかったように、今や先走ったサービスをドコモはやらなくなった。
一つの理由はFOMA開始時と同じく、エリアが広がらないうちにサービスを開始することが躊躇われること。
もう一つは先走りすぎるとクアルコムのように嫌われること。
全世界にW-CDMAを広めたのはドコモの功績だとも言える。
あちこちに金をばらまいてきたが、そのおかげで仲間が増えたとも言えるからだ。
勿論原資は加入者が支払ったわけだ。
しかしそうやって技術の独占と押しつけを行うのは嫌われる。
これはドコモ自身も言っていて、駄々をこねるみたいな事は行わないようにしたいと。
当然技術開発や規格策定では大きな発言力を持つのは当然だが、あくまでも技術開発部隊での発言というスタイルにしている。
そうは言っても一刻も早い商用サービスをしたいとドコモの技術陣は思っているだろう。
しかしエリア構築はそう簡単には行かない。
あらかじめ準備を進め、システム間ハンドオーバなども構築し、そこで一気にスイッチを入れる感じだ。
それでも最初は主要都市をカバーするのがやっとかも知れない分けで、HSDPAがまさにそうだった。
世界的に例を見ないほど過密な都市部、山間部など複雑な地形と圏外を嫌う国民性など、環境は特殊だ。
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