Android

Google自信が端末を出すという話で再びAndroidが注目される。
ハードウエアはHTC製という話で有機ELディスプレイを備えるとか。

iPhone宣伝部隊はこれに敏感に反応したようだ。
WindowsMobileの時も、アレはダメだ使えない、遅すぎる、バグだらけだと（まあ一部は当たっているとは思う）攻撃の手をゆるめなかったわけだが、今回もかなりの焦りが見られる。
確かに現状のAndroid端末を見ると、機能や性能はともかくとして見栄えの面でiPhoneに及ばないのは事実だろう。
この見栄えというのは端末の外観ではなく、もちろん描画の部分でだ。
逆に言うと描画やUIなどが改善されるとiPhoneよりも魅力的になる要素は多い。

一つは沢山のメーカが様々にモディファイしながら作ると言うことで、ソニエリのアレなども期待されるモデルの一つだ。
AndoroidがWindows（WindowsMobileがWindowsでないところが可笑しいが）でiPhoneはMACそのものだと。
確かにそんな流れではあるが、Android対iPhoneOSでの競争が起きればより良い端末へとつながる可能性がある。

HTCの有機EL、解像度が低ければ有機ELは実用的表示デバイスであり、コントラストの高さとその発色は魅力的だ。
iPhoneの液晶品質がかなり低く（国産ケータイと比較しての話）視野角やコントラストや発色など決して褒められたものではないだけに、有機ELはインパクトがあるかも。
Androidはスマートフォン用のOSと思われがちだが、普通のケータイに乗せたって問題はない。
まあ事業者仕様に合わせるための色々な細工は必要にはなるのだが、開発環境や開発資産が蓄積されてくれば使いやすくなってくるだろう。

日本のケータイは、少なくとも機能だけを見ればスマートフォンに近いものがある。
従ってそのコンセプトをより進めるようなものには良いと思う。
事業者的には公式網のあり方をどうするか、ドコモの新ブラウザで問題になったようなセキュリティ関係をどうするかの方が問題かも知れない。

http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20091217/201541/

Android向けのソフトウエアショップを目指す動きも出てきている。
Appleni縛られたiPhoneはその部分の利益をAppStoreが独占するわけだが、Androidならばそこにもマーケットがある。
世界中におそらくはソフトアショップが出来るだろうが、日本には日本のソフトを集めたショップが必要だ。
フリーソフトやシェアウエアのダウンロードを一手に引き受けるサイトのような、そんな動きも活発化している。