- 2009年12月21日 11:23
TV朝日系のM-1グランプリは視聴率20.6%、関西に至っては30.3%となった。
視聴率の20%超は昨年に引き続いて2回目であり、昨年の関東23.7%、関西35.0%には及ばなかったものの人気は維持した。
お笑い系というとS-1なんてのがあったよなと思い出す。
賞金も奮発したし、受信料金のかかる宣伝メールも送り続けたがこの企画は失敗としか言いようがない。
噂によれば「M-1に出ればカネは貰えなくても知名度は上がるが、S-1はその逆」だとか。
視聴率の1%は視聴者数118万人だそうなので、M-1の20.6%だと2430万人が観たことになる。
SBMの場合はIP契約者数が約1680万人、その中のiPhone比率が5%としてそれを減ずると約1600万人になる。
S-1の視聴率が100%でも1600万人であり、実際には精々5%とか10%の世界だろうからたかが知れているというわけだ。
SBMの経営スタイルとして、設備投資やサービス開発にはカネをかけずにCMや値引きにはカネを使う。
これはCMや投げ売りは客を増やす原動力になるが、設備投資は直接的には見えないからだと思う。
そのため解約率は日本で一番であり、その解約数を埋める新規加入者獲得は大変だろう。
つまりここでもスーパーボーナスと同じく自転車操業が行われているわけだ。
そうした力を入れているCMなどは評判も悪くはなく、そこそこの話題性も確保している。
S-1は失敗だがCMは成功と言うことで。
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