- 2009年12月22日 11:28
軽くて丈夫で安くて壊れない。
これが日本車のウリだったと思う。
効率的な生産や部品の共用化などを行い、強度設計余裕度を小さくしても信頼性が確保できるように設計し、安価で軽い車を目指す。
ホンダのエンジニアは、日本仕様のまま欧州に持って行ったらエンジンや駆動系が持たないと言っていた。
日本の道路環境、平均速度が低く高速道路も100km/hが最高であり180km/hには速度リミッタも付いている。
だから、その環境に合致した車が作れるというわけだ。
逆にエアコンや放熱設計は、もっと平均気温の高いエリアに持っていっても大丈夫だろうと自信を見せる。
ガイシャを日本に持ってくるとオーバヒートする、そこで中東用のラジエータなどを手配するなんて話があった。
日本の夏の暑さと渋滞はガイシャにとっては過酷な使用条件なのだろう。
日本の車は日本の環境や道路事情に合わせて作られている、つまりそういうことだ。
トヨタは更なるコストダウンを行い、現状より3割安くすると言う。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091222AT1D210E621122009.html
おそらく安価な材料を高く見せるのはトヨタが世界一、ただし安物はそれなりに安っぽい。
何度か書いているがトヨタの本革と来たら(今は改善されているとは思うが)固くなる、剥げる、ひび割れるで、良いのは新車当時だけという感じだった。
本来は丈夫で長持ちな筈の皮革なのに、トヨタの場合はまず「革」であることが優先していて革のメリットは二の次だったのだ。
これはレクサスブランドでも同じで、レクサスであることが第一という考え方だと思う。
何かがレクサスを築き上げるのではなく、最初にレクサスありき。
おそらくはそのレクサスにもコストダウンの波は押し寄せるだろう。
BENZは一時期トヨタを見習ってコストダウンしたと言っていたことがあったが、何を見習ったのかと言いたくなる程の安っぽさだった。
トヨタ的コストダウンは安いものを安く見せないワザなのに、BENZには到底マネが出来ないばかりか品質低下もあり嫌気された。
その後は心を入れ替え?たのか、無理なコストダウンには走らなくはなったようだ。
(でも車両価格は以前より下がっていると思う)
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