- 2009年12月27日 14:05
次期iPhoneのカメラは500万画素級になるのだとか。
iPhone3Gの頃、iPhoneを愛する人々は「カメラなんかどうせ使わない」と言った。
iPhone3GSになってカメラが多少良くなると、国産ケータイのような高画素カメラは意味がないと言った。
むしろ最適な画素数のカメラと多数のアプリで持ちうる力を十分発揮させることの出来るiPhoneこそベストだと。
果たして来年のiPhoneに対してどんな感想が出てくるのだろうか。
iPhoneが日本のケータイを追っているように、Androidも市場の要求を満たそうとしている。
スマートフォンは出始めの頃のスマートフォンではなく、より多くの機能を詰め込んだオールインワンのモバイルデバイスへと向かっているのではないのか。
QWERTYの付いたいかにも的なスタイルから、タッチパネルに必要に応じてちっちゃなQWERT配列ボタンを表示させてみますよという感じ。
電話として使用するに違和感のない大きさや縦横比など、確かに大きい画面は見やすいが持ち歩きにくい。
いくら大画面テレビが良いからと言ったって、それを持ち歩くことは出来ない。
モバイルPCの小さい画面は見にくいと良いながらも、可搬性のためには仕方がないなと諦める。
ケータイも大画面高解像度が求められるのは当然だが、だからといってT-01級になると結構大きいなという感じになる。
全ての人が100%満足するものなど存在しない。
iPhoneにしてもWindowsMobileにしてもAndroid端末にしても、それが良いという人がいれば嫌だという人もいる。
しかしそんな中で不満を少しでも取り除いていこうと進化と変化を続けるのが世の常で、iPhoneも例外ではない。
最良のiPhoneは最新のiPhone、OSのバージョンアップだけでは最良にはなり得ない。
恐らく来年のiPhoneはより競争力を増してくるだろうとは思うのだが、外観が大きく変わらない限り日本で販売台数をiPhone3G以上にするのは難しいのではないかと思う。
日本で売るならばもっとケータイに近づけることが必要だ。
機能は勿論のこと、外観や色やデザインまでをも含めて日本特化モデルにしなければならず、それが異国の地ガラパゴスで生き残る唯一の変化なのである。
そうした進化を経てこそキャズムを超えたと言えるのではないだろうか。
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