- 2010年1月 6日 12:09
巨額詐欺事件となった平成電電の生き残りがドコモとのMVNOを行おうとして蹴られた。
これを不服とした生活文化センターが紛争処理委員会に申請を行った。
生活文化センターは端末の自社調達が出来ないからドコモ製をよこせと言っている。
http://www.seikatsubunka.net/web1.html
これに対してドコモは、それはイヤだという。
当然である。
端末は現在ドコモが売っているドコモの商品であり、ドコモの管理下にあるものだ。
MVNO事業者になりたいなら独自に端末を調達するのが筋だろう。
というか、生活文化センターはiモード網もよこせと言っているのか。
これではまるでEMのようだ。
http://www.seikatsubunka.net/web16.html
結局最後はドコモ側からMVNO接続を拒否される。
http://www.seikatsubunka.net/pdf/20091217kyohi.pdf
いかにも平成電電らしいのは、この生活文化センター(裏には様々な残党がうごめく)との代理店契約を行うと『事業が続く限り永遠にバックマージンお支払い!』となるらしい。
実はこれと似たようなことはSBMでも行われており、契約を取るとその加入者の月額支払料金に応じたバックマージンが代理店に流れる。
平成電電の残党はSBMにもいるはずで、だったらSBMにMVNOを申し込めばいいのに。
なお平成電電、じゃなくて生活文化センタが仲裁あっせんを求めた事項は以下の通りだ。
1:MVNO発着料金設定権MVNOの直収パケット交換機接続
2:iモード端末用パケット交換機接続およびパケット交換機接続機能を使ったMVNO発着MVNO料金設定のiモードサービスの接続
3:MVNO発料金設定MVNOの音声サービス関門交換機接続
4:関門交換機と接続する他事業者発料金設定他事業者発MVNO着音声サービス
5:SMSのMNO発着料金設定MVNOの仮称ショートメッセージ交換機接続
6:SIMロック解除
7:接続約款の改定
EMのiモード網よこせ発言やソフトバンクのFTTHよこせ発言も酷かったが、生活文化センターはさらに上を行く。
ドコモ網というテナントビル、その中に店を構えるiモード商店街、そこに陳列される商品、全てを生活文化センターの言い値で使わせろと言っているようなものだ。
ソフトバンクのFTTHよこせも同じように、FTTHを使わせろ、使い方はソフトバンクの好みに合わせろ、値段はソフトバンクが決める、だった。
そういえばSBMのローミングの話もあったっけ。
SBMには800MHz帯がない、だからエリア構築が出来ない、ドコモはSBMに帯域を貸すべきだと主張した。
しかしドコモは言った、確か孫さん、あなたはこう言いましたよね「SBMのエリアカバレッジは99.9%を超えたのでエリア構築は完了した」と。
まさに「矛盾」を地で行くところが素敵だったりする。
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