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mixiよりも大きな利益を上げるGreeやモバゲーは、有料アイテムを売ることで収益を上げる。
これとSBMケータイが組み合わさると恐ろしいことが起きるというのはメディアで報じられたとおりなのだが、つまりはそうしてカネを使わせる仕組みが出来ているわけだ。

私は最初にモバゲーに登録した。
理由は降水確率や号外速報などの情報メールを受け取るためだ。
従ってアバターの世話もしていないしコミュニティに入っているわけでもない。

次にGreeに登録した。
どうも最近はGreeが人気らしいと思ったが、モバゲーとは少し毛色が違っていた。
登録するとアバターやその着せ替え品が貰えて、箱庭や探検や釣りやディジタルペットを飼うことも出来る。
基本的には全て無料なのだが、アイテムを買おうとすると仮想通貨が必要になる。
この仮想通貨はリアルマネーで買うことが出来るので、結局はリアルマネーを消費することにつながるわけだ。

たとえば探検に行く。
素敵な宝物を発見したいとすると高性能な探知機が欲しくなるだろう。
探知機が手に入って、岩石にまみれた宝が見つかったとしても、それを掘り起こすためにはハンマーが必要だ。
標準装備だけでも何とかなるが、より良い装備が欲しくなるのはディジタルペットの場合と同じだと思う。
http://urarara.blogspot.com/2009/02/gree_27.html

しかもその装備、良いお値段なのに使っていると壊れてしまう。
決して長くはない寿命があるのだ。
壊れなければ車が売れないと言ったホンダの前社長と同じく、持ち物が劣化するから新たなマーケットが生まれるという事になっている。

会員同士のコミュニティ、といっても直接的なメールなどではなくそれが起こるのはディジタルペットの場合と同様だ。
探検ツアーが(半ば勝手に)組まれれば、自分が足を引っ張ってはいけないと頑張る人もいるだろう。
こうした、非常にうまくできた集金システムによってGreeやモバゲーは大きな利益を手に入れているのである。