- 2010年1月21日 11:18
auが学割に返り咲く。
元々学割の概念はauがはじめたものだが、その後WINへの移行と共に消えた。
ひとつの理由は学割に頼ることなく純増数が稼げていたことがあると思う。
その学割を真似したのがSBMで、最初は無料を打ち出した。
ゼロ円、無料、安い、安っぽいをキーワードに躍進を続けるSBMだが、しかしこの学割は成功とは言えなかった。
アクティブ層である中高生は、端末の機能やデザインはもちろんのことコンテンツの豊富さや音楽、動画機能などを重視するからだ。
当時SBMは「ケータイに音楽は要らない。音楽は音楽プレーヤを持ち歩けばいい」と主張していたしiPodの抱き合わせ販売もやっていた。
もちろんこれが負け惜しみ的な発想に基づくものであることは誰の目にも明かで、徐々にそのあたりは他社の後を追うようになる。
翌年には、さすがに無料には出来なかったのか学生半額、学生の家族も半額というプランに変更された。
もちろんこれで学生が増えたという事はないのだが、iPhoneを学割を使って買うなどの低価格維持作戦に利用出来たし私も利用した。
その後月月割りの大幅改悪でメリットは薄れたが、今でも学割はやっているのだろうか。
そんなSBMを端から見ていたauだが、ここのところの純増数低迷に歯止めをかけるべく新たに学割を復活させた。
しかしこれ、インパクトは小さいのではないだろうか。
auが学割を開始した当時は基本料金も高かったので、それが半額になることには大きな意味があったといえる。
しかしその後2年縛りなどで基本料金を半額に下げるなどが行われ、それをさらに半分にしたところでお得さ加減は390円ぽっきりだ。
コンテンツの安価誘導キャンペーンも行われるが、パケット代の上限額でも下げないと魅力は薄いのではないのだろうか。
基本料金も無料通話分にも手を付けずに、パケット上限額が1,980円ですとやった方がインパクトが大きい。
もちろん絶対的値引き額が大きいので当たり前なのだが、今の時代そのくらいやらないと人々は振り向かないかも知れない。
学割が可能になったのは無料通話分をカットしたプランEが大きく効いているはずだ。
SBMが無料通話分を付けない(付けられない)のも同様であり、料金支払い分以上の無料通話を付けるのは事業者にとって辛い事なのである。
純増数が少ないのだから一人あたりのインセンティブ額を増やしても問題が少ないとも言える。
昨日写真を載せたが、au加入で最大2万円キャッシュバックしてくれる。
他のauショップなどでも2万円値引き(キャッシュバックとは書かれていなかった)のPOPが見られた。
無料の移動機を買って2万円貰ってすぐ解約すると約1万円の罰金。
初期費用などを引いたとしても6千円以上は懐に入りそうだ。
なのでキャッシュバック作戦は事業者には諸刃の剣だ。
SBMのようにローン肩代わり的に毎月キャッシュバックするのが良い。
2万円だったら毎月千円引き×1年8ヶ月、みたいに。
若者やアクティブ層に強い(強かった?)auは、パケット定額利用者率の多さもそれを表している。
まあパケット規制が厳しいのがネックではあるのだが、未だ若者イメージははげ落ちてはいないと思う。
そのアクティブ層を取り込むべくの学割攻勢が成功するか否か。
以前は、高校生になったらauのケータイを買って貰い、社会人になったらドコモのケータイを自分で買うんだという人も多かった。
今はそういったイメージ云々の時代でもないとは思うが、若年層を捕まえるのはその後の継続利用率も含めてきわめて重要だと言う。
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