サーバエラー

情報メールの送信設定を行おうとするとサーバエラーが出ると報告を頂いた。
ドコモ移動機からのアクセスのようだったので早速自分でも試してみるがエラーが出ない。

ログを調べてみるとPremature end of script headersエラーが記録されている。
これはHTMLを書き出そうとしたとき(Content-Typeヘッダを出力する前に終了)のエラーで、これだけでは何が悪いのか解らない。
というか、何かのテキストを書き出そうとしているのなら常にエラーが出ても良いはずだ。

再現しないのでソースを目視でチェックする。
特におかしいところは見つからなかったが、メールアドレスの制限事項の部分で1つの文字をエスケープしていない部分を発見して修正した。
これはドットの後にアットマークが来るメールアドレスを禁止している所なのだが、エラー報告を頂いた方のメールアドレスのアットマークの直前はドットではなかった。

情報メール送信に関して、送信元のメールアドレスは実在しない。
つまり送信専用のアドレスであり、そのアドレス宛に返事を送られても受信は出来ないと言うことだ。
もちろんリターンメールは受けられるようになっているのだが、自動応答が仕掛けられたメールアドレスに情報メールを送信すると差出人宛に返事が返ってくる。
しかし返事は受けられないので送信した側にはエラーが返る。

これは何ら問題はないのだが、送信元のSMTPサーバ設定が怪しい場合は問題が起きる。
例えばHELOに不自然な名前（FQDNではない）が設定されていたとすると、こちらは4xxエラーを返る事にしている。
これは、手動で受信する機会を設けるためだ。
が、手動で受信しようとしなければ4xxが返されるので送信側は又送ろうとする。
これが延々繰り返され、やがて送信側がタイムアウトする。
当然そのときにはHELOがおかしいから受信できないよとリターンを返すが、普通の人はそこまで(リターン理由)気にしないかも。

ただメールサーバを構築した当初に比較するとHELOのおかしなサーバはかなり減った。
spamフィルタ関連などでチェックの厳密化が進んでいるからだろう。
そう言えばi.softbank.jpからのメールも受からないことがあった。
これはSMTPサーバと接続元IPがおかしかったからで、正規のsoftbankのSMTPサーバを使っていない風に見受けられた。
だからといって成り済ましではないので、自分で立てたSMTPサーバを使ったとかそんな感じかも。