携帯電話基地局数

ドコモは相変わらず、毎月1.3千局程度の増加である。
auも、ドコモよりは若干少ないが似たような増加数を示し続けている。

SBMは200前後と、まさに桁違いに増加数が少ない。
エリア不満は孫さん自慢のTwitterでも露呈してしまい、何らかの対策だか対応をすると言ったがそれっきりか。
なあ基地局数の時も、引き延ばしたあげくに中継局で数だけ作ったのだから多くの期待は抱くまい。

最近はSBM独自基準による基地局数も発表されなくなったのかな。
前回の5.8万は1年ほど前の公称値であり、勿論何をどう加算して5.8万に至ったのかの詳細は明らかにはされていない。
「オレさ、身長は3mあるんだよね〜」と一人で言っているようなもので、どこでどう測ったのかとか高下駄を履いていたのではないかとか、そんなことは明らかにはしない。
ただ解っていることはエリアが狭いことで、だからこそ孫さんも何らかの対策をすると言い始めたわけだ。

Twitterが無ければエリア整備は完成と言い続けていられたのに。
きっと今頃は悔しい思いをしているだろうが、対策すると言っておけば1年は持つなと過去の経験値との比較をはじめているかも。
孫さんが2万局しかないというau基地局免許数は既にSBMのそれを5千も上回った。

ドコモがSBMを見習って急激に中継局を増やしたと嘘(嘘であることは検証済み)を言っていた人、auの2万基地局説も唱えているのかな。
だって孫社長様が言った言葉なのだから、それを後押しするのが仕事だろう。
と思ったら、エリアが狭くない活動をしているのだとか。
http://blog.livedoor.jp/shin_nom34/archives/51474727.html
というか、孫さん自身が対策をすると言ったのだからエリア不満が寄せられているんじゃないのかな。
社長が言うことに逆らって良いんですか〜

永久保証の永久性も議論の対象のようだ。
まあSBMの場合はバッテリですらその製品の発売から（発売終了ではない）3年で在庫切れになるかも知れないよ、そうしたら知らないよと書かれている。
http://mb.softbank.jp/mb/price_plan/3G/backup_service_pack/#detail_attention

一般的な家電製品などは「補修用性能部品の保有期間」が決められていて、製造中止後5年から9年間は部品を供給しなければならない。
ではなぜSBMはこれに反した事をやるのか。
答えは簡単で、この規定の中に「携帯電話」が含まれていないからだ。
まさに法の網の目をすり抜けるSBM健在、さすがだ。

とは言っても常識的な事業者であるならばある程度の補修部品は持っている。
auは製造中止後期間のたった端末の電池を、全国のショップの在庫も含めて探してくれた。
さすがに修理や調整は部品の入手性の点で無理だったようだが、消耗部品に関しての在庫はある程度確保していたのだろう。

バッテリパックが入手難になると端末を買い換える以外にはない。
SBMのビジネスモデルは端末を高額で売る事によって成立するわけで、だからこそ中古流通を徹底阻止している。
ソニータイマが製品の信頼性に起因するとすると、SBMタイマは同社のビジネスモデル維持のためのパーツ供給制限だろう。

永久とか半永久を謳うのは良いが、お得意の注釈で「ただし製品販売開始後3年を経過したものに関してのパーツ在庫は保証しません」と入れなければならない。
そもそも同ページには「電池パックのソフトバンクモバイル在庫分がなくなり次第、本サービスの対象外とさせていただきます。」と書かれているが、継続販売中のモデルの電池も在庫があるんだか無いんだか状態だ。
もう一つ、注釈に「お客さまの故意・重過失が認められた場合は、会員特典が適用されない場合があります」とある。
SBMと言えば何でもかんでも水没扱いにしてしまうと言う過去があり、SBM自身も「これからはちゃんと修理します」と一応は言った。
この前例からすると、何でもかんでも「客の重過失」を持ち出されはしないのだろうか。

客「浴槽に電話機を落としちゃったんですけど」
店「防水でない携帯電話を風呂場に持ち込む行為はお客様の重大な過失に相当します」
みたいな感じで。

そういえば孫さんはケータイは防水でなければ意味がないとか言っていたっけ。
この流れで行けば全機種防水も夢では無かろうに、最近は防水モデルはどうしたのかな？忘れ去られた過去なのか。