JacaScript

iモードブラウザでJavaScriptが使えるようになり、一部地図サイトなどではキー操作でスクロールが可能になった。
これはこれで便利なのだが困ったことも。

F&FではPC用のページの不要なタグを抜いてケータイ用とするcgiを動かしている。
PC用のページにはGoogleの広告が入っているのだが、今まではそのコードをケータイが理解しないので問題はなかった。
しかしJavaScriptを理解するブラウザで見ると、中途半端にコードを理解してくれるのでエラーが出る。
コードが中途半端にちぎれないようにしても、そもそもケータイのIPアドレスからは正常に広告が見えないか何かで調子が悪い。
仕方がないのでPC用の広告コードを抜くように細工はしたのだが、何せ広告コードは一種類ではないので全てうまく行っているかどうか。
確かSBMのウイジェット対応機もJavaScriptを理解するのではなかったかな。
これは端末がないので確認しようがないが、ドコモ同様不具合が起きていた可能性もある。

ケータイ用の変換にしても、テーブルタグなどは今時のケータイブラウザは理解してくれるわけだし、変換そのものが不要な気もする。
ただし読み込み容量や読み込み時間の関係で画像は縮小するか、或いはリンクとする今までの方式を継承した方が良いかも知れない。
そもそもの対策の始まりは、mova時代のブラウザ読み込み容量が10kBとか20kBだった頃に出来るだけページ容量を小さくしようと思ったところから始まる。
それこそ無用なタグやスペース、リターンコードまで抜いて出来るだけ小さくなるようにした。
改行コードだってどんどん抜き去った。
フォントの色もテーブルの色も、全部抜いた。

しかし時代は変わったと思う。
ドコモですら読み込み可能容量が500kBに拡大されているわけで、画像を除けば全てのタグがあっても大丈夫だろう。
テーブルはケータイブラウザに合わせて幅が調整されるし。
auやSBMから見てどうなのかという問題はあるのだが、auはiモード互換を謳うので余り心配は要らないか。
SBMの方は謎のエラーが出るのでそもそも旨く見られない可能性もある。
810Tでそこそこでバッグはしたのだが、エラー回避は方法が分からなかった。
各社共にエミュレータはあるのだが、SBMのそれは出来が悪くて使えない。

現在ちょこちょこと変換cgi周りを直している。
ドコモの古い機種だとテーブルタグがエラーになるような気がするのだが、FOMAは確か大丈夫だったと思うのでそのまま。
その他画像サイズなども含めてごにょごにょやっている話の続きは又後日。