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インプレスの失態


  • Posted by: F&F
  • 2010年2月17日 11:37

インプレス従業員のノートPCが盗まれたのだそうだ。
ここまでなら特に何という話ではないのだが、そのPCには個人情報などが含まれていたのだという。

このご時世、少なくとも持ち歩くものに第三者の個人情報を格納する事の危険性が認識できていないわけではあるまい。
酒酔い運転同様に「オレは大丈夫」「そんなドジは踏まない」「盗まれるヤツが悪いんだよ、オレは大丈夫」と言っていたのだろう。
これがIT系ではない、PCの扱いもやっとみたいな所の話だったら仕方がないね、気をつけてね、そんな会社に個人情報を渡したオレが馬鹿だったという話になるかも知れない。
しかしインプレスですよ、インプレス。
あの、auの広告が画面をふさいでうざく手仕方がないインプレス。
http://www.watch.impress.co.jp/oshirase/100212.htm

私の場合は、まず住所録的なものはPCには入れていない。
従って紛失や盗難が起きても過去のメールは見られてしまうが、住所や電話番号などは流出しない。
流出するとしたら携帯電話のメモリの方が事が大きいかも知れないが、こちらは住所まで入れている人は殆ど居ないので電話番号とメールアドレスと名前が漏れる事になる。
いずれも個人情報の保護に関する法律が適用されるほどの情報量ではないのは当然の事だ。

何でインプレスの従業員が個人情報の入ったPCを持ち歩いていたのかは解らない。
もしかしたら「会社内のネットワークにはセキュリティ上外部から入れないんですよ。だから持ってきました」だったりして。

   

Comments:1

Lear Author Profile Page 2010年2月17日 16:23

IntermetWatchの扱いも気になります。
2/12に「インプレスHD従業員、個人情報19万5621件の入ったPCが盗難」と言う形で載せてはいますが18記事中下から3番目の扱い。
他はともかく、自社の話であるからこそ身を引き締める思いで目立たせる画像が付く上位3番目以内に掲載して欲しかった。

http://www.impressholdings.com/notice/02_info.htm
によると

> なお、当該パソコンに記録されたデータにアクセスするためには、
> IDとパスワードを入力する設定を施しており、・・・

とありますがどの程度の暗号強度かは分かりませんね、例えばExcelのオプションで暗号掛けてますとかWindowsLogonのIDとPassword程度だったら・・・


ちなみに社内持ち歩きしかしませんが私のNotePCは会社規定によりHDD全体に暗号化処理をされてます、ID/Passwordは私しか知らず、暗号化ツールの管理者のみが一応再設定する裏口ID/Passwordを持ってます。
暗号規制対象で折角暗号化して外に持ち出しても中国には持ち込めないとか以前、出張者が嘆いてました。
ChipSet絡みでATAバス経路上で暗号化できる仕様のBIOS Passwordは結構強力らしいですね、こちらは抜け道が無いので使用者が忘れるとNotePC製造メーカーに出さないとPCそのものが使えなくなりそうで。

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