- 2010年3月 3日 11:06
700MHz/900MHz帯の再割り当てに関して、SBMは既存のMCAを移動させてバンド幅を広くする提案を行った。
SBMによる独自のバンドプランはこれが二度目であり、最初は800MHz帯寄こせその1の時に行われた。
曰く、端末など1年か1年半でみんな買い換えるのだからバンドプラン変更を一気にやればいいとか。
当時としてはSBMは毎日数百局の基地局が建てられると本気で思っていたようだから無理もないが、今は口が裂けても言えないだろう。
ただ、バンドプランを変更して利用出来るバンド幅を広げる事自体には私は賛成だ。
細切れで使いにくくなるよりも、まとまったバンドがあった方が良い。
といっても、他の方式を使っている企業や人の事は考えずに自分が良ければ的なSBMやクアルコムの意見には賛成しかねる。
ではどうすればいいかと言えば、数年後か十数年後の周波数再々編成を視野に入れたプランはどうだろう。
そもそも 800MHz帯にしても余りバンド幅は広くはない。
700MHz/900MHz帯の利用に伴う既存利用者の移動を考えるならば、800MHz帯の再編にも絡めるべきだったのではないのか。
というか、もう一歩進めた800MHz帯の再編があればSBMにも800MHz帯を割り当てられたのだ。
しかしそうは行かなかった。
と言う事は700MHz/900MHz帯の利用でも既存利用者のスムーズな移行が出来るはずもなく、限られたバンドをペアで使うにとどまるのだろう。
ドコモやauは800MHz帯の割り当てがあるから700MHz/900MHz帯の割り当てはなくても良いのではないか。
まあ帯域が余れば割り当てても良いとは思うが、それよりも4G(Generation)用の3.9GHz帯が欲しいと思っているはずだ。
SBMには加入者に応じた帯域を割り当てればいい。
ただし2GHz帯も全ての帯域を使い切っていない現状で、安易に割り当てるのもいかがなものか。
1.5GHz帯の整備もあるし、それらが有効に使われていてさらに帯域なりが不足していれば割り当てればいい。
欲しいと言うだけ帯域を割り振っていたら、それこそ中継器使いまくりで周波数利用効率を低下させたシステムを認める事になる。
BWAでも周波数の有効利用という点は常に意識された話がされている以上、大手2社とは違うからと甘やかす必要はない。
実際ドコモ、au、UQ共に新世代システムによる周波数利用効率の向上策を提示しているのに対して、SBMはそこには触れたくなさそうな雰囲気なのだ。
700MHz/900MHz帯が割り当てられれば、UHF帯がないから云々と泣き言も言えなくなる。
800MHz帯は投資コストが少なくて済むのだと吠えたのだから、あっという間のエリア展開を行って頂きたい。
何しろ一日数百局の建設能力があるらしく、だとすると年間10万局くらいの基地局が建つ事になる。
UHF帯が割り当てられれば当然接続料に関しても、他社並みに値下げが行われなければ話の整合性が無くなる。
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