- 2010年3月 9日 12:04
生活保護を巡るトラブルは多い。
生活保護を打ち切られた男性が餓死したという話もあった。
今から40年も前にはこんな事件もあったそうだ。
ご主人を病気で亡くした、当時27歳の女性は病弱な一人娘と暮らしていた。
子供の世話があるので外出も出来ず、恐らく食品などは買いだめしていたのだろう。
しかしその家に冷蔵庫がある事を発見したケースワーカは、贅沢品だから処分しろと執拗に迫った。
冷蔵庫を持つ金があるなら生活保護は必要ないだろうというわけだ。
結局この親子はそれらの圧力に耐えきれず、亡くなったご主人の仏前にうずくまるようにしてガス自殺を図ったという。
上に書いた餓死事件然りなのだが、こんな時も市役所は「決まりに従っただけ」と言うのだろう。
そして生活保護費支給額が減った事を喜ぶ。
その一方で不正受給は後を絶たない。
本当に必要としている、いわゆる弱い人には回らずに強気に出る人にはハイハイと渡してしまう体質だからだ。
大阪府の女性は足が悪いために自家用車を利用して通院していたが、行政は自動車所有を認めずに生活保護を打ち切った。
これを不服として裁判が始まるわけだが、これはどうなのだろうか。
資産価値のない中古車であれば特別贅沢なものとは認定しにくいだろう。
一方で程度の良い車、売ればお金になる車はダメだと思う。
あとは公共交通機関や病状、住んでいる地域などによっても判断は異なるはずだ。
が、行政はそんな事は気にしないからトラブルが起きる。
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