- 2010年3月12日 13:05
片付いたかに見えたトヨタ車暴走問題だが、高速道路においてまたもや暴走事故が起きたそうだ。
ドライバはアクセルペダルが引っかかったのかと思い手でペダルを戻そうとした(手が長いんだなぁ)が引っかかってはいなかったとの事。
その後高速隊の指示に従ってエンジンを停止させ、高速隊のパトカーのブレーキによって事なきを得たとか。
ドライバーはブレーキも踏んだがもやは機能を果たさなかったらしい。
プリウスの場合はアクセルを踏みながらブレーキを踏んでもエンジン回転が下がるわけではなく、極端な例として停止中にブレーキを踏んだままアクセルを踏むと発電機が動いてバッテリが充電される。
電気制御なのだから、それこそブレーキ優先制御になって良いと思うがそうはなっていない。
電気仕掛けのエラー問題は、特定の配線をショートさせると暴走する事が公表された。
トヨタは、実際にはあり得ない状況であるとともに他車でも同様な事が起きると反論している。
配線の詳細は分からないが、アクセルペダルが踏まれたのと同様な信号を与えれば加速はするだろう。
そしてリミットセンサはショートか解放か、つまりつじつまの合うようにしておく。
この信号が通常起こりえないような、例えば多ビットシリアル信号のようなものなら配線をいじっても何も起きない。
しかしスロットルポジションを抵抗値や電圧で検出しているだけだと、可能性は低いが偶然そのような抵抗なり電圧になる事があるかも知れない。
後は確率とコストの問題だろう。
安全性重視であれば、アナログ信号をダイレクトに使ったりパラレル信号をそのまま使うような事はしないはず。
或いはそれらを使ったとしても、別系統の信号で安全性を確保するとか。
トヨタによればCPUは2系統あって、暴走は絶対にしないようになっているという。
でも配線をショートさせれば暴走はする。
勿論これはコントローラが「アクセルが踏まれた」と認識するからであり異常ではない。
異常ではないが、異常が発見できない事に変わりはない。
ちなみに最近の車では多くのセンサ信号がCANで接続されていると思う。
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