- 2010年3月16日 11:37
iRemoteが進化しはじめている。
その前に、意外というか使う側からすると当たり前なんだけどという点に触れておこう。
mobile2pcの従来版は、ケータイの画面でカーソルを移動させてそこでクリックすると、PC側で移動中のカーソルのその移動している点がクリックされていた。
A点からB点にカーソルを移動し、そこでB点をクリックしたつもりが実はA点とB点の中間をクリックしてしまった、みたいな。
ようするにカーソル移動にタイムラグがあるので、クリックのポイントとカーソルの位置がシンクロしていなかったのだ。
ソレでは使いにくいと言う事でやがて修正されるのだが、実はiRemoteはそもそもそういう風に(つまりカーソルのクリック位置がシンクロするように)作られていたと知って、ほほぅと思ったのである。
まあ当たり前と言えば当たり前なのだが、その当たり前の動作を当たり前に作るのが大変な場合もある。
通信型アプリの場合は通信や処理の速度で必ず遅延が起き、しかしそれによって使い勝手が悪化しないように考えなければならない。
ここのところのiRemoteの進化具合はblogで確認出来るが、速度向上やカーソル種別の取得などmobile2pcを上回る機能を身につけはじめているようだ。
http://tsunsan.blog28.fc2.com/
mobile2pcもマウスの左右クリックに関してのみはケータイ側にマークが付くので解りやすいが、それ以外は腕時計のようなマークになる。
iRemoteではWindows側のWindowサイズ変更などのカーソルに対応したところが凄い。
実際使ってみると解るが、mobile2pcからウインドゥサイズを変更するのはかなり大変なのだ。
勿論そんなケースは多くはないというきあ、その操作を避けて使うというか、しかしケータイから見やすいサイズのウインドゥにしたいという欲求もある。
VNCなどならUDPでがんがんデータを送る事も出来るが、iアプリの場合は基本的にHTTP通信のみとなる。
DXが使えれば、そして新型番機種以降はUDPでも何でも使えるのだが一般には開放されていない。
唯一解放?されているのは一度の通信で送れるデータサイズが従来の150kバイトから500kバイトになった位だ。
※ドコモの仕様書上は150kBとなっている模様だが…
iモードパケットの場合、パケット通信を一旦切ってしまうと次にコネクトするまでのオーバヘッドが気になってくる。
電池消費量を気にしないのであればダミーデータを送り続けて接続を維持する手もあろうが、あまりに無駄か。
このあたりはLTE時代が来ないと改善されないのかも知れない。
ドコモ自身もネゴシエーションが複雑すぎて時間がかかると言っていたし。
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