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光で配線


  • Posted by: F&F
  • 2010年3月20日 11:07

FTTHが一般的になり、光による情報伝送が身近なものになったとも言える。
まあオーディオ周波数あたりだとCDのデータをなんてことが従来から出来たわけだが低速だ。

高集積デバイスに全てが入ってしまえばいいのだが、例えばメモリなどはプロセスが違ったりするので別デバイスにする場合が多い。
するとメモリのバスを配線しなければならなくなるのでLSIの端子は増えるし配線のためのスペースは必要になるしで大変だ。
特にバス幅を広くするとその分だけ線がいるの訳で、しかしなかなかシリアル化のしにくいところでもある。

メモリ以外のインタフェースとしては高速シリアルが使われる事も少なくはないが、高速になればノイスやそれの輻射なども問題になる。
だったら光でというアイディアは古くからあるのだが、光混在デバイスは動作電圧の点で移動体機器に向かなかった。
が、IBMは低電圧で動作する光検出器を開発、LSIにも内蔵可能だという。

こうした光インタフェースが低電力で動作してくれれば高集積回路の組み方も変わってこようというものなのだが、さて基板はどうしようか。
ガラス基板とかを高度な技術でエッチングして光りインタフェース対応LSIを実装する、なんて世界が来るのかな。

   

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