- 2010年3月29日 11:06
SBMが基地局を増やすらしい。
確か孫さんはエリアカバレッジが一定を超えたからインフラ整備は終了だと言っていたような気がするのだが、気のせいだったんだろうな。
基地局数を倍増させるとドコモの基地局より1万局ほど少ないレベルにまではなる。
ただ孫さんは、これも以前に鉄塔はカネがかかるから建てない、建て終わったみたいな発言もしている。
という事はマイクロセル局などを整備するのだろうか。
同時にフェムトセル配りも発表されている。
フェムトセルは中継局と違い、基地局扱いだからこれを数に入れるのかな。
それとも1.5GHz帯局の事か、いや、それでは数が足りない。
もっとも数が多少不足したら独自基準でカウントすればいい。
ここにも矛盾がある。
事業者が基地局数を倍増させるなら、利用者がフェムトセルなどを設置する必要はない。
地下街だろうがトンネルだろうが事業者が整備すればいいのだ。
しかしSBMはそうは言わない。
フェムトセルをタダで配るんだから設置しろ、何ならADSL回線もタダで引いてやるぞと。
配るのはタダだが取り外しには高額な取り外し費用が必要です、なんてホームアンテナ並みの事をやるのだろうか。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920009&sid=alVlDsExaY0g
報道によればWILLCOMの基地局用地を利用するようだ。
>基地局を倍増させる割には増額が小幅との指摘に対しては、
>破たんしたPHS会社ウィルコムから分離して設立見込み
>の高速データ通信会社に出資し「ウィルコムの基地局の跡
>地を利用でき、コストダウンやスピードアップが図れる」
>などと述べた。
都市部におけるWILLCOMの基地局密度は相当なものがあり、そこにSBMがナノセルなどを設置すればパフォーマンスの飛躍的アップが狙えるだろう。
これがOFDMAのLTEなら更に使いやすくなると思うが、現状では仕方がない。
更にこれまでに配りまくったホームアンテナや中継器の撤去なども必要になり、恐らく想定以上の手間がかかるだろう。
地方部はマクロセル展開を基本とするので、コストダウンとはいえ低地上高のマイクロセルでは効率が悪い。
そんな事よりプレスリリースの注釈の方が、SBMにとってはずっと重要だと思う。
これが言った事を必ずやる企業ならばもしもの時の文言だと言えるが、SBMの場合はこの文言をアテにしている可能性もある。
>また、プレスリリースにおける計画、目標などは様々なリスク
>および不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合も
>あります。
http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/press/2010/20100328_03/index.html
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