- 2010年3月30日 12:04
ReadErrorで起動すらしなくなったvaio Type-T(VGN-T90S)をバラしてみる。
HDDの単純な不良なのか、それとも他の要因なのか。
というのも、BIOS画面すら出なくなってしまったからなのだ。
ケースを開けるのは難しくはない。
底面のネジを全て外し、キーボードを外す。
キーは"F5"と”NumLk”キーの後ろ辺りにツメがあるので、細いドライバなどでそこをこじれば手前に向かって外れてくる。
キーのフレキを外し、次に液晶部分のヒンジの横のキャップを外す。
これは外側方向に力を加えればそのまま外れ、その中にネジがあるのでこれを外す。
ここまで来ると天板が後ろから手前方向にめくれるように外れる。
フレキシブルケーブルが4本あるので、それも引っ張って外す。
こうしてキーと天板を外したのが写真だ。
修理して再稼働させるためにはリカバリディスクセットを買わなければならない。
使っていないWindows98とかWindows2000を入れる手もあるが、SONYの場合は各ドライバ類が特殊というか独自というかなので対応外のOSは面倒なのだ。
何故自分でリカバリディスクを作っておかなかったかというと、このTにはDVDを書けるドライブが付いていなかったから。
確かDVD2枚組か何かなので、CD-Rに焼くとなると枚数と手間が。
別途購入すると送料込みで5,250円、だったら買った方が良いかなと思った次第だ。
TXの方はDVDが焼けるのでディスクを作ったのだが、そもそもDVD-Rの寿命ってどのくらい?みたいな。
いや、リカバリディスクを買う前に本当にHDDを交換したら直るのかどうかを確かめなければなるまい。
それにはどうしたらいいのか。
TXのHDDを外して移植するのがもっとも確実だがTXもバラすのは(使っているだけに)面倒でもある。
LibrettoのHDDは簡単に脱着できるのだが、これって2.5インチかな。
インタフェースコネクタが合わないのでダメ。
ここでHDDの価格を調べてみると、60GB版で2万円もするではないか。
というかZIFコネクタ以外の従来型は既に生産中止、入手自体が難しくなっている。
SSDもIDEインタフェース品は少なく、3万円以上の価格だ。
HDDを見つけるかSSDを買って直す手もある。
おそらく合計コストは3万円とか、その程度にはなるだろうしSSD容量を64GB迄欲張ると更に高額になる。
となると、安いPCが買えちゃうんだな、これが。
そもそも何故HDDが無いと起動しないのか。
もしかしてインタフェースが壊れているとか?
という訳で、インタフェースケーブルを外してみるとBIOSまで行くようになった。
そこでDVDドライブにWindowsXPのディスクをセットすると、ちゃんとインストールしようとするではないか。
ならばとUSBメモリを差してみると、そこをターゲットにしようという気配がある。
とは言ったってUSBメモリじゃ遅くて話にならないが、外付けHDDならばどうだろうか。
ただしこの場合は純正リカバリディスクが使えないので、ドライバ類を寄せて集めてインストールの手間がかかる。
SDメモリに入れてみる手も…
あ、このモデルはまだメモステに固執していた頃で、SDメモリインタフェースは付いていないんだった。
あとはPCMCIAを使って、そこにSSDを入れてみるか。
というかアダプタを介してCFを入れると言った方が良いかな。
8GBのCFなら3千円くらいだろう。
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