- 2010年3月31日 13:02
CFを主記憶にしてみようかと思い、CFメモリカードを調べ始める。
安いものは速度が遅く、高額なものは高速を謳う。
当然速いに超した事はなくて、600倍速(90MB/S)なんてものもある。
しかし、しかし相手はvaioなのだ。
無線LANのパフォーマンスですらたいした値にならないのに、PCMCIAインタフェースがそんなに高速に動くのかと。
CFカードの場合はいわゆるPCカードで16bitバスである。
PC側の速度が出ないのに高速CFを買っても仕方ないというか、使い回しが出来れば良いがEOSにそんな大容量メディアは突っ込めたかな。
EOS Kiss発売当時の記事によれば4GBのCFが10万円以上すると書かれている。
今だったら2千円くらいかな。
コストと容量を考えるとメモリやHDDは買えなくなってしまう。
もっともIDEのHDDは今は希少なために価格が上がっている訳だが、まあ難しいものである。
現在でもディジタル一眼レフカメラなどを中心にCFカードは使われている。
おそらくは最後に残ったパラレルインタフェースのメモリカードという事でアクセス速度(133MB/S)が確保しやすいのだろう。
しかし時代の流れ的には高速シリアルであり消費電力の問題はあるのだが、今後はSDカードのようなインタフェースになっていくと思う。
現在もっとも高速なCFカード速度に相当するインタフェースをシリアルで行うと1Gbps以上が必要だ。
パラレルインタフェースは高速化に限界があり、それはビット間のスキューが問題になるからである。
シリアルインタフェースならばそもそも情報が1ビットなのでスキューの問題はない。
しかしパラレルインタフェースに比較すると高速クロックを必要とするのは言うまでもない事だ。
現時点におけるシリアルインタフェースの速度はSerial ATA3.0で6Gbps、eSATA系で2.4Gbps、IEEE1394系で3.2Gbps、USB3.0で5Gbpsである。
したがって消費電力等を問題としなければ充分な高速化の道は開けていると言えるのだが、インタフェースレベルなどは考慮する必要がある。
待てよ、その前に確かめておかなければならない事がある。
Type-TがPCカードからブートできるのかという点だ。
といってもウチにあるCFカードは8MB(8GBではない)と192MBだ。
これだって買ったときはずいぶん高かったんだから、なんて言っていると爺さんかと言われそうなのだが、とにかくそれしかない。
当然Windowsのインストーラはこれを認識するがインストールしようとはしない。
インストールには1.3GB程が必要だよと冷たくあしらわれる、SP1なのに。
でもまあインストールドライブとして認識されるのだから大丈夫か。
あとは大容量というか適当な容量の品を買ってきてやってみるのみだ。
おそらくWindowsXPだけを入れるならば8GBでも何とかなるかも知れない。
16GBあれば多少の余裕は生まれるだろうし、32GBならば現在使用中のvaio-TXのCドライブよりも大きい。
とりあえず16GBか32GBを狙ってみてPCMCIAインタフェースに差してみる。
もしダメならばIDE⇔CF変換基板を買わなければなるまい。
HDDを外したスペースに小型ファンを入れようと思っていたのだが、変換基板を使うとなるとこのスペースはそれとCFに占有される。
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