- 2010年4月 3日 13:02
もしかするとこの冬モデルあたりからSIMフリーになるかも知れない。
これは海外旅行などに持って行くときに便利である。
そもそも現状では分離プランが一般的なのだからSIMフリーも当然と言える。
サービスと端末を分離しているのだから、その事業者固有の端末である事はおかしい。
この流れでドコモはSIM無しでも通話/通信以外の機能が使えるが、これが当たり前だ。
一方でSBM端末などはSIMが無ければ何も使えない。
孫さんも松本さんも
> ソフトバンクの場合は、この要請を受ける以前に、
> 「より健全な販売方式」と同社が考える方式(
> 「端末機の代金はきちんとユーザーに払って貰うが、
> これを24ヶ月の割賦にする。
> それによる毎月の支払い代金の増額をオフセット
> する為に、月々の通信料金を大幅に値下げする」
と、いかにもスーパーボーナスが分離プランのように書いているが正しくない。
ドコモの分離プランでは利用期間に応じず端末価格が一定なのに対し、SBMでは利用期間に応じて売価が異なる。
これはインセンティブプランの特徴だ。
また月月割りによるローンの肩代わりも、使ってくれるならインセンを出すよと言うシステムに他ならない。
無理矢理こじつけても誤りは誤りなのだから謝った方が良い。
iPhoneにしても現金を付けて売って、やっと販売数量回復だ。
ゼロ円でももはや売れない。
こんな状況でインセンティブカットを行ったらいったいどうなる事か。
> 実際、アイフォーン人気で通信量が急増している
> ソフトバンクでは都心部の利用者から「つながりにくい」
> といった不満も出ている。
> ソフトバンクは通信回線の混雑を解消するため、基地局を倍増
> する方針を打ち出したが、SIMロックが解除された場合、
> 基地局の充実している通信会社へ簡単に乗り換えることができる。
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C889DE2E7E3E3E7E6E3E2E2E1E2E6E0E2E3E29C9CEAE2E2E2?n_cid=DSGGL001
もう一つ間違いを指摘しておこう。
> 「全ての中華料理店がコース料理だけというのもおかしいね。
> 『飲茶』の店もあってもいいんじゃあないの」と言われるの
> ならよいのですが、「今後中華料理店でコース料理を出すこ
> とは禁じる。全ては飲茶方式にしなければならない」と言わ
> れるとなると、これはとんでもないことだということです。
http://agora-web.jp/archives/969871.html
例えるならばこうだろう。
SIMロックとは、A店に行ったら豚まん、B店に行ったらシュウマイ、C店に行ったら餃子だけしか食えないようなものだ。
それぞれの料理には様々な味付けがあるが、餃子は餃子でシューマイではない。
SIMフリーとなると、どの店に行って何を頼もうがそれは顧客の自由になる。
ただしその店固有のサービスもあるので、餃子屋でシューマイを食うと辛子が用意されていないかも知れない。
(iモードやY!の使用に制限が起きると思われる)
SBMの場合は前述の通り端末を高値で売ってその権利を売ってカネにするビジネスモデルだから、SIMフリー化されては困る。
あのiPhoneもSIMフリー化が囁かれている現状で、SBMのインセンティブプランは崩壊しようとしている。
ただしSIMフリーなiPhoneは当然高額になる。
iPhone3Gの仕入れ価格は8万円前後、これに8万円以上のインセンティブを積んで売っているのがSBMだからだ。
当然SIMフリーのiPhoneとなればこの価格では売れなくなる。
もしもスーパーボーナスが分離プランだと言い張るなら、SIMフリーのiPhoneをタダで配ってみて頂きたい。
いや、タダどころではなく2〜3枚の1万円札を付けて配ってみて欲しいものだ。
SIMフリー化が法で決まればスマートフォンの類もそれに従う以外にないだろう。
さてどうする、松本さん。
それでもまだスーパーボーナスを分離プランだと言い張るのだろうか。
さんざん海外メーカや、携帯電話メーカ独自のモデルを作れと書いていた松本氏なのだが、何だか著しい矛盾に苛まれているようだ。
メーカ独自の端末がなければSBMの端末仕入れに影響する。
ドコモのように端末を発注して買い取るパワーは失われつつある。
しかもドコモのお下がりさえも供給して貰えなくなりそうなのだ。
だからその事業者でも買える、少量でも買う事の出来るメーカモデルが必要になるのだ。
そう、スマートフォンのように。
だがSIMロックは必要だという。
メーカが独自に作った端末を電気屋で売るのではなく、SIMロックをかけた上でスーパーボーナスで売りたいというのだ。
これって自分勝手と言うんだな、世間では。
松本氏は更に、SBMで売る端末のSIMロックを解除するとは言わないが、SIMフリー端末にSBMのSIMを差す事は認める方向性という、なんかおかしな発言をしている。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20100402_358795.html
とにかく必死、必死にインセンティブプランを守ろうとしている。
> 松本氏は、SIMロックがあるからこそ実現できている要素として
>「ワンストップサービス」「ネットワーク/端末を連携させた高度なサービス」
>「ユーザーの料金負担の軽減」「踏み倒しや盗難端末など不正利用防止」を挙げる。
>長期契約を前提にして端末を安価に販売できるのは、SIMロックがあるからこそ、
って、結局インセンティブプランが良いんだと言っちゃってるし。
一方でスーパーボーナスは分離プランだと言い、一方でインセンティブプランは必要だという。
まさしく発言場所に合わせて内容をコロコロ変えるSBMの、さすが副社長だ。
無理矢理でもこじつけでも屁理屈でも良い、インセンティブプランを守らなければSBMのビジネスモデルは崩壊する。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20100402_358718.html
過去に孫さんは一旦はSIMフリーを検討するとしたものの、その後無かった事に。
KDDIもSIMフリー化に反対している。
それはそうだ、現時点でも端末に別のSIMを入れて使うためにはauにカネを払わなければならない。
中古を使うならカネをよこせという、ある意味SBMよりも酷いシステムになっている。
通信方式が、周波数が、サービスがといっているが、SIMフリー化の恩恵は海外利用時だと思う。
ただ各事業者は海外ローミング代で儲けようという感じが強く、SIMフリー化はローミング費用の安価誘導効果もあると思う。
http://japan.cnet.com/news/com/story/0,2000056021,20411361,00.htm
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