SIMフリー化(4)

マーケットも反応している。
SIMフリー化でSBMの株価が下がったり上がったり。

理由は、
「4月5日の株式市場ではソフトバンク(9984)はiPhoneユーザが、通信網や品質の充実しているNTTドコモ(9437)に流出する可能性があるという見方から、売られた。」
（日本証券新聞）
なるほど、投資家にもSBMの通信網や品質の悪さが認識されているという事か。
しかしここで売られ過ぎではないかという事になり、
「クレディスイス証券はSIMロックの全面解除早期実現は可能性がかなり低いと考え、下落したソフトバンク株は押し目買いの好機と解説」
(同)だそうだ。

松本氏が屁理屈こねて猛反発しているし、どうなる事か。

恐らく普通の人というか利用者にとってSIMフリー化はおおむね歓迎されるだろう。
インセンティブプランにしても、これが完全に分離プランになると既存加入者の支払ったカネが新規顧客獲得に流れる構図もなくなる。
SBMの場合は借金返済に充てられたり、社債の分や諸々の金利返済、それでもカネが余れば設備投資に回る。

するとSIMフリー化にかたくなに反対しているのはSBM関係者という事になるだろうか。
auも反対派には違いないがSBM程焦りまくってはいない。

関係者と言えばXperia叩きも大変なようだ。
iPhone出現当時はケータイの新モデルが出るとは叩きにかかっていたようだが、全く相手にされない状況でiPhone野郎も徐々に撤退したようだった。
Xperia関係の掲示板などでもiPhone野郎は無視されている感じだがどうなのだろう。
焦りまくるiPhone野郎と、なにも気にせずマイペースというか余裕のXperiaという図式に見える。
スマートフォンをまとめて叩くならばまだしも、Xperiaを叩けばiPhoneに跳ね返ってくるのは必至なだけに関係者も大変だと思う。