- 2010年4月20日 11:30
SBMの改悪がまた行われる。
今度は2年縛りがもれなく付いてくると言う、ホワイトプランの改悪だ。
これは多少でも解約率を下げたいという、縛り強化策の一環だと思うのだがどれほどの効果があるのか。
何をしても下がらない解約率、イソップの太陽と北風の話ではないがSBMが選んだのは北風作戦だ。
http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/press/2010/20100419_02/index.html
おそらく次回の改悪では強化された縛りはそのままに、特典部分がそぎ取られるに違いない。
ちなみにSBM的メリットは、ベストタイミングで解約を行わない限り約1万円の解約金が徴収できること。
またその初回のタイミングには月月割りが終了していない訳で、月月割りの分の支出も節約できる。
SBMにとってはお得な、加入者にとっては損なプランである。
ドコモやauの場合には2年縛りを断ることも出来るが、SBMは全て2年縛り付きになる。
またドコモやauは解約しない限り違約金は取られないが、SBMの場合は料金プランの変更でも約1万円を取られる。
ドコモには休止というシステムがあり、例えば中期にわたる海外出張などでは契約を残したまま月額料金をゼロに出来るが、SBMには確かそのシステムはなかったはず。
しかもこの改悪、来週から適用になるのだ。
毎度の事ながら告知期間が短すぎるだろう。
良く分からないまま2年縛り契約にさせられた場合は、どうぞツイッターで社長に直訴を。
もう一つ、こちらはパケット定額によってキャッシュバック額を変えるというもの。
http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/press/2010/20100419_02/index.html
ようするに、価格が高いのか高くないのか解らないようにしながらカネを取るという手法だ。
パケットを沢山使うならばフラットがお得だが2年限り。
普通は長期間使うと安くなるものだが、SBMの場合は値上げされてしまう。
それが嫌なら端末を買い換えろ、端末を買い換えたら2年で縛るから覚悟しておけ。
しかもキャンペーン適用を受けるとこちらも2年縛りがある。
auの場合には縛り期間の不適合による損失が軽減されるようなシステムになっていたが、SBMはそうではない。
スパボ縛りにキャンペーン縛り、それに加えてホワイト縛り、ついでにホームアンテナ縛りとなるとかなりきつい話になる。
加入させる時には現金を配ってでも人を集め、しかし一旦加入したらカネを出さないとやめさせないぞと言う手法だ。
WiFi絡みの改悪でフラットに固定しようとした時にこのプランを出せば良かったのに。
そうすれば実質ドコモの旧フラット型定額より2年に限って安くなり、それはアピール出来た事になる。
だが天狗なSBMは無理矢理な理由をくっつけてフラット定額を推進するも失敗している。
今回はフラットと共に従来型傾斜プランも用意されてはいる。
しかし実質的にこれはダミーなのではないか。
今もどうか知らないが、私が契約した頃量販店ではホワイトプラン+スパボ以外で契約が出来なかった。
ヨドバシで非スパボ契約をしたいと言ったら、スパボ一括払いがそれに相当するものだと言われた。
当然ながらソフトバンクショップでは非スパボ契約が可能だったが高額だった。
ドン・キホーテではスパボとホワイトプラン組み合わせ以外では売らないとハッキリ言われた。
今回も同様に、フラット定額以外では契約を断られたりはしないのだろうか。
もちろん「販売店が勝手にしたこと」なのだろうが。
何故このような売り方に対して公取委が調査をしないのかが不思議だ。
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