プチフリ(3)

タイトルはプチフリとしたが、もはや記事内容はプチフリではない。
vaio Typr-PとWindows7とVNCの関係とでも言うべきものだろうか。

少なくともWindows7版Type-PにRealVNCを入れるとおかしな状態に陥ることは解った。
VNCでログインするとType-Pが反応しなくなり、しかし数十秒から数時間？すると復活する。
タスクマネージャさえ動作しないので何が起きているかは不明ながら、本体の発熱具合を見ると何かを一生懸命行っている雰囲気だ。

UltraVNCでも同じようなことを経験した。
しかしミラードライバやビデオフックドライバをインストールしなければ大丈夫なようだ。
昨日も書いたとおり、これらドライバの有無で操作感(描画速度)は変わらない。
一説によるとWindows7の32Bit版ではこれらドライバは意味がないとするものもあるが真相は不明だし、もしかしたら描画速度が変わっているかも知れないがType-Pが元々遅いPCなので差が現れにくいという可能性もある。

Type-PをVNCでリモート操作しようとすると、このようにかなり遅い。
CPUが遅い為もあるが、それ以上にグラフィック表示が遅いためだと思う。
体感的にはPentium-M 1.2GHzを搭載したType-TXの半分とかそんな感じだろうか。
VNC経由で小さなサイズの動画を観てみると、Type-TXが7fps程度であるのに対してType-Pは精々2fps程度だ。
それでもVNCで操作できるメリットは大きく、デスクトップのキーと画面が使えるのは便利なのだ。

追加ドライバを組まない状態でUltraVNCサーバを起動させているが、今のところおかしな状況には陥っていない。
やはりRealVNCが原因だったのか。
動作を停止した風に見える時にCtrl+Alt+Delを押下すると画面は真っ黒になる。
実は内部の動作は継続されていて画面の更新が出来なくなっただけとか。
描画部分をフックしているVNCなので、もしかしたらそうなのかも知れない。

ちなみにRealVNCをWindowsVistaに入れようとした事があったが失敗した。
正しく動作しなかったのだ。
Windows7では一見正しく動作はしたが、正式対応ではないので文句を言う筋合いではない。

個人的にはIPアドレスによる接続制限や、パスワード無しでのログインが可能なRealVNCサーバが使いやすいと思っている。
ビューワの方は細かな設定の出来るUltraVNCのものの方が使いやすい気がする。