Essentials

マイクロソフトエッセンシャルズ、マイクロソフトが無償で提供してくれるセキュリティソフトだ。
サポートが続くOS向けでの提供なので、最低でもWindowsXP SP3が必要だ。

逆に言えばWindowsXP SP3以降のものであれば無償で利用する事が出来る。
CF化したvaio　Type-tにまず入れてみた話は先日書いた。
特に動作が云々は感じられず、というか気象サーバに使っているだけなので遅くても何でも関係ないと言えば関係ない。

余談になるが、このType-Tには通常VNCを利用してログインする。
以前はIBMのThinkpad570だったのだから、その速度差は大きく非常に快適だ。
Type-Tはその後スワップファイルを無しに設定、どうせスワップなどが起き始めたら使えないほどの状態になるのは目に見えているので変更した。

さてもう一台のvaio、Type-TXにもこのSecurity Essentialsを入れてみようと思った。
ダウンロードサイトに行ってページをクリックすればダウンロードが開始され、それを実行すれば難なくインストールは完了する。
そして最新のパターンファイルをダウンロード…　出来ない。
しばらく時間をおいてから再度やってみろと言われる。
Type-Tの方は正常なのに、何故だろう。

おかしい。
仕方がないので一旦削除して再インストールするが変わらない。
何故だ。

これには結構悩んだのだが、答えは簡単だった。
PCの日付が狂っていたのである。
しばらくバッテリを外しておいたので日付がリセットされ、あまりに実日付とかけ離れているのでNTP同期も出来なかった。
日付が大きくずれているのでパターンファイルの日付との乖離が大きくエラーになったのである。
というか、日付が狂ってるんじゃないの？とエラーダイアログに出してくれたらいいのに。

ちなみに同期インターバルを調整するのは、Regeditで
HKEY_LOCAL_MACHINE¥System¥CurrentControlSet¥Services¥W32Time¥TimeProviders¥NtpClient
この中のSpecialPollIntervalの数値を秒数で指定すればいい。
1時間に1回同期を取りたければ3600、少しずらしたかったら3579とか。