- 2010年5月 8日 11:03
祝 4万局突破!
SBMの基地局免許数がようやく4万局を超えた。
公約の4.6万局を超えるまでにはまだ数年はかかるだろうが、一つの区切りを迎えたと言って良いかもしれない。
せっかく4万局を突破したSBMの基地局免許数だが、恐らく近日中にもドコモの800MHz帯局数に抜かれるだろう。
800MHzなら基地局数が少なくて済むとか、投資額が節約できるとか言っていた全ての嘘が暴かれた感じだ。
SBMはエリア改善のために一時的に本年度の設備投資額を増やすという。
さすがに圏外だらけを何とかしてくれと、自慢のツイッターで叫ばれては何かをしなければならなかったようではある。
少なくとも増設基地局にフェムトは含まれないと言うが、先日の決算の場では他社に送れること数年、ようやくマイクロセルの意味が分かってきたようなことを言っていた。
WillcomのCS設置場所からCSを撤去して、マイクロセル局や光張り出し局を乗せる算段は出来ているのだろうか。
CDMA方式のマイクロセル化は過去にも書いているとおり意外に面倒なことも多い。
ドコモはフェムトセルにもSON的な仕組みを導入するが、つまりそこまでマイクロセル局が多くなってしまうとセルコントロールが複雑すぎることになるからだ。
SBMと言えば安い方へ安い方へとベンダを変え、管理会社を変えている。
そのために障害検出すら出来なくなっていたり、緊急地震速報の再々再延期と様々な弊害が起きているがコストは節約になっているようだ。
そんなシステムの中にマイクロセル局を大増設したらいったい何が起きるのだろうか。
しかも2GHz帯は中継局乱立で汚れてしまっている。
フェムト配りにはADSLを何とか存続させたいと思うところもあるようだ。
今やYBBのADSLシェアは10%台にまで落ち込み、もはや過去のものと言っても良い状態だ。
それは数々の改悪や値上げによってユーザ離れを引き起こした結果だ。
日本のブロードバンド料金は高いと、どこかで聞いたことのあるような台詞をひっさげて参入したYBBだが、今や決して安くはない。
いや、安くないと言うより明確に高いと言って良いだろう。
しかし、その価格を取っていながらもADSL事業の累損を埋めることは出来なかった。
つまりソフトバンクにとってADSL事業は失敗だったわけだ。
ADSLがダメだからと言ってFTTHに参入できるわけでもなく、細々としかし確実にこれを続けるためにはSBM絡みで線を使うしかない。
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