Gmail

iPhoneにGmailアカウントを設定してみた。
別に設定したからどうと言うことはないのだが、契約を切って以来メールアカウントも死んだままになっていたのを活かしてみたのである。

最初は普通に設定したが何故かうまく行かなかった。
で、アカウントを一旦削除して【Gmail】の設定を選んで（選ぶだけで全て設定される）アカウントを作ったらうまく行った。
手動で設定した時は何かが間違っていたのだろうが、自動で設定できたのだから文句はない。
無線LAN設定も含め、このあたりがプリセットされているのは非常に有り難い。
N-01A/06Aなどの無線LAN設定より余程簡単にできる。
その分機能も少ないというか、N-01A/06Aの場合はIP電話関係の設定もあるので何かとやっかいなのだ。
まあこれも半自動で出来るようになっているのだが、iPhoneの方がずっと洗練されている。

iPhoneの場合はメールの振り分け設定が出来ないので非常に使いにくい。
このあたりはPC用のメーラはおろか、ケータイのメール機能より劣っているというか、ちょっと考えられない仕様だ。
まあ、メールが受信できるだけでもたいしたものだと思え、といわれればそうなのだが…
何故無線LANやメーラの設定が簡単にできるのに、メール振り分けが出来ないのか。
え？そういう文化だから？

メール設定で久々に文字入力をしたが、やはりこれは抵抗がある。
英字と数字と記号混じりとなると文字入力パネルは切り替えないといけないしで、このあたりもケータイだと最小のキー操作で切り替えが出来たりするのだが…
細かな部分の使いにくさは使ってみなければ解らないことも多いと改めて思い、Xperiaはどうなのだろうかと考えてみたりする。
このあたり、手放しで褒めるITmediaの記事から読み取ることは出来ないだろう。

私はGmailをPOPアクセスして使っているのだが、これだとPC1台でしか使用できない。
複数台のPCでPOPアクセスしようとしても、最初にアクセスしたPCにしかメールが受信されない仕様だからだ。
これは少々不便で、IMAPを使う手もあるのだが、私はF&Fのサーバにメールを転送する方式を採っている。
Gmailに来たメールはF&Fサーバに転送され、そこに対してPOPアクセスするわけだ。
ちょっと面倒なことになっているが仕方ない。

例えば2台のPCでのみ受信するのならば、Gmailアカウントを2つ取ってそこに転送する手もある。
いずれにしてもちょっと使いにくい仕様だと言わざるを得ない。
例えば他のWebメールシステムからGmailをPOPアクセスするような場合も、もしもそのメールが読み込み済みの場合は他のWebメールでは読み込めなくなる。