- 2010年5月15日 11:03
HTC Desireは予約分を全て売り切ったと言うが、絶対台数的には目立ったものではなかったようだ。
某販売店によれば初回予約分は5千台前後ではないかとの話だが、正確なところは発表されていないので解らない。
HTC Desireは仕様的にはXperiaよりも上を行く部分が多い。
ディスプレイも有機ELで発色などに期待が持てる。
HTC製と言えばドコモからはHT-03Aが発売されているが、全くといって良いほど売れていないようだ。
HTCは台湾の端末メーカであり、日本や米国にも現地法人を持っている。
台湾は中国とは違い比較的対日感情は良いと思う。
ちなみに国交はない。
ソフトバンク系調査委会社によれば、認知度はXperiaの約89%に対してDesireは約41%と大きな差が付いた。
購入意欲もXperiaの約23%に対してDesireは約15%、もしもソフトバンク系調査会社でなければこの差はもっと開いただろう。
なおORIMOがソフトバンク系というのは資本構成比ではなく、重要なスポンサーという意味でだ。
http://www.orimo-r.com/member/
米国では今年第一四半期のシェアでAndroidがiPhoneを抜いたそうだ。
まさにApple(MAC)対Windowsみたいな感じになってきたようにも思える。
勿論単一機種によるシェアではiPhoneに軍配が上がると思うが、様々なものは大きな市場へと向かって動く。
AppleがHTCというかAndroidにケチを付けた件はご存知だと思うが、これに対してHTCが反撃した。
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE3E1E2E3E38DE3E1E2E7E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;at=ALL
そのAppleは取扱店を絞るなどの価格維持なのかイメージ維持なのかの作戦に出ている。
iPadも例外ではなく、ITmediaによればブランドイメージ維持ではないかと。
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1005/13/news024.html
しかしそれならSBMに売らせるかなぁ。
安い・安っぽいイメージがSBMのそれだからだ。
従ってイメージ維持よりも、日本で売れない理由作りだと見ることは出来ないだろうか。
勿論この手の商品なので初速は出る、初速は出るがそれが続くかどうかは又別問題だ。
iPhoneにしても、恐らく世界レベルで見れば日本市場は相当小さい。
勿論日本市場の中のシェアで見ればiPhoneは偉大であるとも言えるが、それにはSBMの激しい投げ売りがあったからこそだ。
もしも定価販売だったとしたら、総販売台数は現在の1/10以下ではなかっただろうか。
iPadは現時点では投げ売りモードに入っていない。
なので、売れなかった場合の理由作りをしておく必要がある。
「日本では販売拠点を絞るなど、拡販よりもサービスやサポートに注力した」
これならイメージは悪くない。
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