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  • Posted by: F&F
  • 2010年5月20日 10:44

混乱が混乱を生んだiPadのSIMロック問題、孫さんはギリギリまでSIMフリー化阻止に奔走したようだ。
SBMはSIMフリーにすると端末価格は4万円上がるとした。

しかしiPadの価格は他国のSIMフリー版より4万円安くなってはいない。
嘘つきではないか。
そう、その秘密がSIMロックをしたら値段が上がってしまったという話につながってくる。
すなわちSIMロックをするために大量の数量コミットを行い、とうてい販売できるわけのないその台数の不良在庫価格をあらかじめ価格に乗せたというのだ。
まことしやかに囁かれる話ではあるのだが、在庫嫌いな孫さんがそこまでやったのかどうか。
しかし一部では早くもiPad配りの話も…

孫さんは800MHz帯が無いからiPadのSIMロックは外さないと言った。
全く無関係な言い訳にも800MHz帯が役立っている。
日本で最も高額な接続料問題の言い訳にも800MHz帯は貢献している。
自社ネットワークの貧弱さの言い訳にも、エリアカバレッジの狭さの言い訳にもこれは活躍している。

従って800MHz帯が割り当てられるとSBMは困ってしまう。
割り当てが具体化して来た時、表向きはクアルコムが国際標準化を持ち出して割り当て時期の見直しを迫ったように見えたが、実は…
その後SBMはクアルコム支持に転向した風に動いたのだが、実は…
クアルコムとのパイプ役、松本氏は未だ健在とだけ書いておこう。

800MHz帯(700MHz/900MHz)が割り当てられれば、それによるエリア整備を行わなければならない。
波長の長いバンド故、アンテナは大型化しフィルタなどもそれなりになる。
2GHz帯の国際バンドとは違って機器のコストも嵩む。
これはSBMが主張する「安価にエリア構築できるバンド」論を覆し、ドコモの言う「800MHz帯だからと言って金がかからないわけではない」事の正当性を知ることになる。

一方で800MHz帯が無いことを泣き言や言い訳に使う分には金がかからないばかりか、それが金を生む。
SBMにとってどちらが徳なのかは一目瞭然と言うことだ。

http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20100519/1024992/?P=1

   

Comments:1

han Author Profile Page 2010年5月20日 12:54

3Gで特許料が入ってくるクァルコムも、4G投資余力のないSBMも、現行体制で
引っ張れるだけ引っ張れれば、それだけ実入りが多いですからね。SBMの電波
クレクレも、ほんとに電波がもらえそうになるとヤバいわけで、もっとハードルを
上げるためにも、『国際標準化』を唱えたクアルコムと合流、あうんの呼吸って
やつですかね。実は反動勢力なんだけど、口先では改革を叫ぶというポジション。

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