- 2010年5月20日 11:04
孫さんの、総務省に火を付ける発言は多くのblogなどでも取り上げられた。
すくなからずの影響力を持つ人が放った言葉だけに、冗談でしたで済ますような類ではないだろう。
しかしこれはまあ性格のようなもので、自分の気に入らないことがあれば怒り散らすのが孫さんなのだ。
http://twitter.com/rokuzouhonda/statuses/13140698824
誰でも気に入らないことがあれば機嫌は悪くはなるが、普通の人は理論立てて何がいけないのかを考える。
しかし孫さんの場合は自分が神様という感じであり、確かに一代で築き上げた城を持っているのだからその自負も解らないではないが、視野が狭い。
800MHz帯寄こせ問題は、まるで女の腐ったような(と、以前は表現されただろうが現代の女性は孫さんより余程すっきりかも)執着心を未だに持ち続けている。
これに関しても気に入らない議論が行われると『この日,傍聴席に陣取った孫社長の表情は,総務省の方針を聞き,みるみる怒りに満ちたものに変わる。「静かに!」と座長の大声が飛ぶほど,膝を何度も叩いて抗議した。』
とされるとおり、気に入らなければ暴れるというのが孫さんのアピール方法だ。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NCC/NEWS/20050313/157371/
この熱しやすく冷めやすい性格は、今までの様々な施策や撤回や方針転換にも表れている。
思いつきでの行動が実を結ぶこともあるが失敗することもある。
ドコモに対抗しようとしての基地局4.6万局宣言などは、言ってはみたものの全く非現実的な事だと分かり激高しただろう。
今度の基地局倍増計画も、PHS基地局を減らしてそこにマイクロセル局を設置するという(PHS基地局の廃止数とSBMの基地局増加数がぴたり合っている)乗っ取り作戦も、果たしてうまく行くかどうか。
思いつきや大きな数字に惹かれてみたいな孫さんだから、システムや技術的にどうなのかなどはもはや二の次三の次だ。
世間?の噂は、「孫さんはいつまでツイッターを飽きずに続けられるかね?」という事らしい。
そんな孫さんの回りにはイエスマンと金目当ての人たちが集まるに違いない。
しかしツイッターは違う。
なので孫さんはそんなツイッターに新鮮みを感じ、格好を付けて良いところを見せたいと思うようになった。
役員の「社長、そのアイディアは素晴らしいです」の一言より、「かっこいいぜ、禿のくせに」のツイートの方が何百倍もうれしい。
金儲けの神を目指すなら、下手な人気取りは不要だ。
多くの人に嫌われ、多くの人を泣かせ、多くの人を苦しめてでも金を儲けるにはそれなりの覚悟が必要だし、孫さんはその覚悟を決めたのではないのか。
それとも加齢と共に寂しさがにじみ出てきたのかな。
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