夏モデル

ドコモの夏モデルのモックはショップに並んでいる。
早いものだと本日から発売開始だ。

そのいくつかのモックをいじってみた。
NECの薄型（型番が解りにくいなぁ）N-05Bはやはりニューロはないようだ。
薄型ニューロ開発が大変だったみたいな話も聞いたが、いじってみるとフィーリングが今一つだった。
やはり無理があったのか、或いは信頼性その他の問題があったのか。

NECの厚型(!)N-04Bが普通の重さになった事は書いたが、重量バランスの関係で重く感じる。
液晶側に重心が行っている感じで、N-06Aよりわずかに軽いはずなのに持った感じは多少違和感がある。
もっともN-06Aは厚いというか厚さが一定というかそんな感じで、N-04Bの方は厚み方向に絞ってある感じで触り心地は違う。

能書きによればレスポンスアップが図られたそうだ。
何せN-06Aは遅いというか、アプリを起動すると必ず引っかかる(数秒停止する、バグでそのうち回復する)ので嫌気が差す。
それでもN-02Bを買う気にはなれず我慢していたが、今度はどうしようか。
冬モデルは新しいチップセットになり、恐らく形ももっと変わるだろう。
しかし信頼性というかチューニング度合いは夏モデルの方が当然進むわけで、N-01AよりN-06Aの方がいくつかの点で良くなっていた。

N-06Aは変体スタイルなのだが、iRemoteやmobile2pcの機能向上によって横画面は殆ど使わなくなった。
ディスプレイが表面に出ている(折りたたみではないという意味)ので電話がかかってきた場合など、タッチ操作で応答できるのは有り難い。
しかし時にタッチパネルを顔で触って関係ない機能が起動してしまうこともあった。

タッチ操作自体は殆ど使っていない。
前述電話に出る時とか、以前はメールもタッチ操作で見ていたがタッチだけで出来る事が限られていることもあって使わなくなった。
タッチ操作で電話に出るのは簡単。
しかしそのまま通話が終了してもタッチパネルが(通話中は)ディセーブルになっているので電話が切れない。
これを回避するにはキーを操作できる状態に変体させるか、或いはサイドキーを押してタッチパネルをアクティブにするしかない。
やはり画面面にハードキーがないとダメだな。

上にも書いたがこの新型番系列はどうも解りにくくて困る。
というか、PRIMEやSTYLEというシリーズ分けも今ひとつハッキリしない。
PRIMEはシーズンごとにモデル数が減り、STYLEは増えている。
これはSTYLEシリーズが売れているためだが、ならば売れないPRIMEにSTYLEと名を付ければいいのかみたいな感じもする。
元々機能的な分け方には無理があったし、じゃあPRIMEはスタイリッシュさとは無縁かとかとなってしまう。
シリーズ分け、機能、そして高すぎると言われている価格、これらを見直す時期に来ているのではないだろうか。

それこそSIMフリー化とグローバルモデル、事業者固有な機能と制御フローの分離なども考えられると思う。
或いはSBMのようにインセンティブプランを推進する方向に逆戻りさせるのか。
そうすれば実質ゼロ円というPOPを踊らせることが出来る。