夏モデル(3)

ドコモショップにモックが並んでいるのはF-07B,P-04B,N-04B,SH07Bの5月発売組だ。
SHはサイズ自体は極端に大きくはないのだが、角張っているので大きく見えるし何より重い。

シャープ製はスクエアな外観で人気を得たこともあり、デザイン的にはその流れか。
今回のモデルは各社に言えるのだが、シートキーやその類似が増えたなと言うこと。
NやSH、たぶんFもそうだと思うのだが構造的にはシートキーだと思う。
ただ従来の、つまり私が以前に購入したSBMの705Pのようないかにもシートキーでございます的ではなくなっている。
NECの薄型モデルで使われたような、最初はシートキーの上にキートップを貼ったような、今はキートップの多少の膨らみまでを一体成形したシートのような、そんな感じだ。

とにかく705Pのキーの押しにくさと言ったら無かったわけで、同じフラットならばストロークしないタッチパネルの方がまだ良いのではないかと思うくらいだった。
その後N906iμを少し触る機会があり、シートキーでも膨らみがあればずいぶんマシになるなと思ったものだった。
だがNECの厚型(?)モデルはキー形状に凝ったりしていたので、それに比較すれば操作感は全然違う。

モックをいじった感じでしかないのだが、シートキーはどうも剛性がない感じで安っぽい。
例えば[5]キーを押すとその周囲のシートもたわむみたいな。
これはNでもSHでも同様である。

デザイン性と薄型化とコストを考えればシートキーしかないのかも知れないのだが、なんか安っぽいなぁと言う印象だ。
逆にメリットもある。
一体成形できるので防水化が比較的容易に出来るとか、防水ではなくてもキー周辺からの湿気や水滴の入り込みが防ぎやすい。
キートップタイプのものでも裏面はシート状にはなっているが、パーツの隙間に水分を保持してしまい易いという事がある。