- 2010年6月 6日 15:03
N-04Bには歩数計が付いている。
オートGPSで歩幅補正がされないのは何だかなぁと書いたのだが、歩行距離も関係ないような気がする。
どうも設定した歩幅×歩数で距離を出しているに過ぎない感じなのだ。
せっかくオートGPSがあり、設定画面ではオートGPSは有効であると書かれているにもかかわらずだ。
歩数計の原理は振動計である。
Gセンサの出力を、人間の歩行状態による振動パターンのみ通過させるフィルタに通す。
この出力をカウントするというわけで、カウントする加速度値は0.4G程度に設定されているらしい。
市販の万歩計の誤差というか製品間のばらつきは5%前後だそうだ。
つまり、同一メーカの同一品を同じように装着して歩いたとしても5%程度の誤差は許容されると言う事。
このほかに絶対精度もあるが、これは判断が難しい。
つまり、静かに歩けばマイナス誤差になり激しく歩けばプラス誤差になるからだ。
装着位置による誤差もあり、これはメーカの指定を守る必要があるだろう。
高額なものや携帯電話内蔵型は3軸の加速度センサを使う。
専用品で装着位置と向きが指定されているものは1軸の加速度センサか、バネ仕掛けによるメカニカルなセンサだ。
誤差を計測して補正するまでを綴ったページがあった。
http://www.mrfujii.jp/topic/2006/walkmeter.htm
結局のところ、絶対誤差は2割とか3割はありそうだ。
その人のその歩き方で毎日の記録を付け、その変化などを見るような感じなのではないだろうか。
もっと正確な値が欲しければ、靴に圧力センサでも付けるしかない。
これにしても歩数は解るが歩行距離は不正確だ。
N-04B内蔵歩数計は、絶対精度は不明ながら再現性は悪くないと思う。
毎日ほぼ決まったコースを歩く通勤時における歩数計の指示値は±10%以内の収まっている。
厳密に同じ歩き方をしているわけではないし、歩道に人がいれば車道に下りてその人の塊を追い越すなどもするので歩数も違うはずだ。
従ってこの±10%(実際には±5%に入っている)以内の誤差は充分許容できる範囲であると言えるだろう。
- Newer: 相場観とビックカメラ
- Older: 広告の様子
コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。
サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。
登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。