エリザベス

エリザベスカラーというヤツがある。
エリザベスさんのスタイルの、あのクビの周りにくっついているものからこの名が付いたのか？襟のダジャレなのか？

これが何の役目を果たすかというと、スフィンクスになろうとしているロシアンブルーをスフィンクスにさせない効果があるのだ。
獣医での検査の結果血液やホルモンバランス、皮膚に異常はないとのこと。
で、毛の抜ける原因は自ら舐めてしまうからだ。
毛繕いは猫の習性でもあるのだが、それが激しすぎるからと言うことらしい。

そこでエリザベスカラーの装着となる。
最初は猫的にも違和感があったのだろうが、少しすると慣れる。
狭いところも器用に通るようになる。
クビや耳が痒い時にはカラーの上からカリカリと後ろ足を当てている。

人間が耳を掻いてやると後ろ足が動く。
自分で掻いている気になっているのかな。

カラーをして少しすると毛が回復してくる。
未だ完璧とは言えないが、舐められない部分の毛は生えてきた。
でも後ろ足などはエリザベスがあっても舐められるし、ここはハゲている。