遠隔ロック

国産ケータイの殆どは遠隔ロック等が可能で、少なくともドコモの場合は無くしたケータイの位置を確認することも出来る。
iPhoneの場合はSBMのサービスはこれに対応していないが、年間約1万円をAppleに払うと遠隔ロックなどが可能になる。

勿論これを動作させるためにはiPhone側での設定も必要だし、mobilemeからの指令？を受けるためには電力消費が馬鹿に出来ないとなっている。
まあ何もないよりはマシなのだが、そのために1万円を払うのが(他にもメリットがあるのかも知れないが)徳なのか損なのか。
ちなみに遠隔制御がうまく行かない場合には、iPhoneの電源を一たん切った後再度入れ直してみろとAppleは言っている。

iOS4で変わっているかも知れないが、iPhoneのパスワードは数字の4桁である。
今時は国産ケータイでももっと桁数が多いのに、数字オンリーの4桁では余り役には立たないだろう。
入力の手間などもあるのだが、数字+アルファベット混じりにするなど出来れば安全性は高まる。
（サードパーティ製アプリで出来るらしいが、そんな本質的なところをいじるならJB必須？）

SBMの通常のケータイは遠隔ロックが出来るとなっているが、これには悪名高きオプションパックが必要なようだ。
またそれを申し込んでもすぐには使えず、2〜3日かかるというのろまさ加減が何とも素敵だ。
この間に通話はされる、有料サイトに契約される(パスワード不要だから)でかかった金は全部請求されるというわけで、SBMは儲かっちゃう。
そのためにも契約後即日機能したのではダメ、だったらあらかじめ契約しておきなさいと言う売り方だ。

ドコモの場合は2種類のロック方法がある。
一つは電話を使ってロックするもので、申し込み不要で無料だ。
もう一つはICカードなど全てがロック出来るもので、例え圏外だったとしても圏内に復帰した瞬間にロックがかかる。
こちらはプレミアクラブ(会費は無料)に入っていれば無料で何度でも利用出来る。
ロックはドコモのオペレータにお願いするか、PCからMyDocomoで行える。

auもドコモ同様2種類のロックが行える。
電話で行う場合も、PCやオペレータ経由で行う場合も無料となっている。

遠隔ロックなんて滅多に使うものでもないだろうなぁと思っていたのだが、先日知人がケータイを置き忘れたという。
さっそくMyDocomoからのロックを試みるも圏外だったようでロック出来ず。
この場合は、1年以内に圏内に復帰すれば自動ロックがかかる予約となる。
その後ケータイは無くした場所の近くの駅で発見され事なきを得たとのことだが、滅多に使わないと思うような機能がいざというときの安心につながる。