今週の相場観

この8月からレバレッジ規制が開始される。
今年は最大50倍だが、来年になれば25倍となり投資効率的に面白いものではなくなる可能性がある。

ハイレバレッジは博打のようなものではあるのだが、少ない資金からスタート出来るという点でメリットはある。
最近では1,000通貨単位での売買が可能な業者も増えてきたが、スワップ金利派などは困るに違いない。
そこでというか当然というか、業者によっては海外事業所での取引を開始したところもある。
全てが日本語なので特に困ることもなく、入金はクレジットカードが使えるなどでスピーディーに出来る。
おそらくこの業者の業績が上向けば、日本の業者は次々に海外拠点を作るだろう。

さて、保持していたポジションだが月曜の夕方に決済した。
月曜は人民元切り上げなどで朝方90.0近辺まで下げたものの、夕方から韓国のドル買い介入などの話もあって急上昇に転じた。
この91円台全般にはいくつかのポイントが密集していて、抜ければ上があるが押さえられれば又下がる。
それでなくても午後から50Pipsも上げたわけで、適当なところで決済した方が良さそうだ。

ということで多少利が乗った91.2円で決済したらさらに上がって91.3あたりをウロウロしていた。
焦った理由の一つとして、テクニカルはUSD下落だと言っていたところにもある。
多少なりとも利が乗ったのだから、損切りを思えば余程マシだと思って欲を消そう。
その後の値動きは見ていられなかったのだが高値は91.46、その後はダラ下がりで翌日には90円台に戻った。

木曜の朝には89円台までだらだらと下がり続けていて、つまりは91円台半ばでは売れと言うことだったのか。
週末には90円も割れて89円前半となった。
テクニカル的にはさらに下という感じなのだが、値頃感的にここから売るのは難しい感じがする。
88円台に入ったら売り、急降下したらすぐ決済か、或いはその底でロングか。
いずれにしても急な値動きに追従するのは難しい。