- 2010年7月 4日 15:03
火曜日の東京時間、それまで何とか89円台で粘っていたUSDがすとんと88円台まで落ちた。
久しぶりの88円台だ。
テクニカルは下だとは言っても、さすがに89円台前半から売っていく勇気はなかった。
USDも下げたがEURも凄い事になり、8年ぶりの107円前半だとか。
まさにUSDなのかEURなのか解らないような価格になっている。
これが1年前だったらUSDはさらに売られて80円割れなんて場面があったのかも知れないが、米景気は持ち直している。
一昨年の米経済の危機、昨年から今年にかけての欧州連合の危機、来年は日本沈没か。
現時点ではJPYの独歩高、EUR/USDは1.5辺りだ。
USDの88円前半、EURの107円前半では買いたい気持ちが高まる。
値頃感で動いてはいけないと言うが、でも下がったところを拾いたい。
そんな気持ちをぐっと我慢して逆張りをこらえる。
木曜の東京時間には日経平均の9,200円割れもあり88.0円台まで押してくる。
朝方は88.5あたりだったのだが、後場が始まる頃には88円を割るかどうかと言う感じ。
このままストンと下がるのか、しかしここから売るにはやはり勇気が要ると言う事で木曜も様子見。
選挙運動期間に円買いだという事でもないかも知れないが、このレンジになってくると口先介入があるかも知れない。
欧州時間になってEURは値を戻したがUSDは88円ギリギリの所に居座った。
しかし20時過ぎには87円台に突っ込み、21時過ぎには東京時間高値から1円以上も下げて87.4円台に、その後のISM指標悪化で86.9まで下げる。
週末終値は87円台後半まで戻した。
テクニカル的には下、85円以下もあり得る状況ではあるがどうなのだろうか。
戻すとすれば91円台か。
ジンクスから行くと6月は月初めより高値で引ける筈だったと思うが外れた。
どうやらこの1年ほどは従来の"法則"が的中しない動きになっているようだ。
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