- 2010年7月11日 12:47
EMは今秋からDC-HSPA、HSPA+による理論最大速度42Mbpsのサービスを開始する。
帯域をこれまでの5MHz幅から10MHzにすることで、実質的混雑具合は現状と変わらなく出来る。
というか、変わらないなら速度も上がらないという話だ。
これに対してEMは、ヘビーユーザの締め出しによる余剰帯域の確保も行うという。
EMはPC定額をメインとしながらも、極めて厳しいパケット制限を導入する。
これによって影響を受けるのは全体の1%程度だというのだが、ちょっと怪しい。
HSDPAが14Mbpsでサービス出来ない(出来ない訳ではないが、セル内利用者が1人というケースはあり得ない)ように、21MbpsのHSPA+による実効レートは(ドコモ並みのトラフィックだと仮定しても)5〜6Mbpsだと思う。
デュアルセルで単純に2倍になったとすると10Mbpsは超えてくるが、果たしてどうなのだろう。
日経トレンディーのテストではSBMよりは高速だがドコモには及ばない結果が出ていた。
そのSBMは計画では既に3ヶ月も過ぎてしまった今年の4月から1.5GHz帯でのHSPA,DC-HSPAの提供(これは決算時にDCではなくHSDPAでサービスすると孫さんが発言した)、来年の夏からは2GHz帯でのLTE運用開始が計画されている。
なお決算の場では今年9月から7.2MbpsのHSDPAでサービスが開始(5ヶ月遅れ)され、来年1月からDC-HSPAだとしている。
ちなみにドコモは今年末からLTEサービス開始で計画通り、EMも計画では9月にDC-HSPA開始となっているので計画通りだ。
ドコモは1.5GHz帯もLTEに使うようだが、ドコモに割り当てられた周波数帯は2012年以前に使う事が出来ず、計画では2012年春以降にサービス提供となっている。
そのSBMの1.5GHz帯だが、サービス開始を9月に延期しているので商用運用は行っていないはずだ。
もしもサービスを開始したならば孫さんの事だから大声で運用開始を叫ぶはず。
サービスが開始されたとしてもトラフィック分散とエリア拡大程度の意味しか無く、次世代とかそのつなぎとかの速度アップではない。
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