SPモード

SPモードの概要が正式発表された。
ふーん、なるほどね、ドコモだからね、そんな感じの仕様である。

これは月額315円を要するサービスで、従来のmoperaに代わるものと思えば良い。
なおmoperaUとのダブル契約でも315円に変わりはなく、またiモードとのダブル契約でも料金は変わらない。
SPモード契約者はIP契約者数に含めるのだろうか？
現在のmopera契約はIP契約者数に含んでおらず、SBMはiPhone契約が何故かY!契約数に含まれている。

メールはアプリベースでiメールの送受信が可能になる。
絵文字やHTMLメール、Flashメールにも対応し、プッシュ配信にもなると書かれているが擬似的なものなのかどうか迄は解らない。
これにiPhone用アプリなんかも対応してきたら面白いのだが、アプリベースって常にそのアプリを起動させておくのだろうか。
これだとiPhone3系では無理だな。
BBBも非対応なので、このあたり色々あるのだろう。
それと、アプリを常駐起動させておくとすると電池消費量がどうなのかもちょっと気になる。

メールくらいはネイティブ対応がといいたいところなのだが、iメール囲い込みでSIMフリーに対抗したいドコモとしては専用アプリが良いのか。
もっともネイティブなiPhoneのメーラも立ち上げには時間がかかるし機能的にもプアなので、その意味からすればネイティブアプリの書き換えが可能なものが良いと言う事になり、だったらWMかAndroidだねと。
スマートフォンは成長分野には違いないのだが、これが無限に広がりケータイを駆逐するとも考えにくい。
ある程度の棲み分けが出来て市場が落ち着いた後にどうなるか、そこが大切だと思う。

いずれにしても、ドコモはスマートフォンの分野でも囲い込みと集金システムを考えてきたわけだ。
オイシイ所を全てAppleに持って行かれっぱなしのSBMはどうやって金を稼ぐのだろうか。