海外で使う

ケータイやPCを海外で使うには高額なパケット料を負担しなければならなかった。
それを少しだけ使いやすくしてくれたのがドコモの準定額で、12万パケットまでならば1日あたり2,000円で使う事が出来るシステムだ。

勿論パケット数は自分で管理する必要があるし、完全定額ではないので少し不安もある。
完全定額を行うのはSBMなのだが、こちらはPC接続などが出来ない。
月額料金は1,980円だが、現在はキャンペーン中なので1,480円で使える。
ケータイやiPhoneだけで全てが済む場合はSBMのプランがお得だと思うが、PCを持って行くと言う事になるとちょっと困る。
逆にiPhone＋VNCで日本に置いてきたPCをコントロールする手はある。
出先での話なのでこれで用が足りる可能性は大きいだろう。

でも仕事となるとPC無しでは…
そんな場合はMiFiがある。
日額1,580円でPC接続でも何でも使い放題だ。
iPhoneもこれにWiFi接続すれば良いのだが、WiFi接続ではMMSは使えなかったと思う。
ドコモの場合は、iメールをドコモWebメールに転送しておけばWeb経由で閲覧は出来るがiメールアドレスでの返信は出来ない。

理屈の上では可能でも実際に出来るかどうかは解らないが、自宅でホームUを契約しておいてそれに接続し、VPNでそれを海外から使えばiモードも定額内で使える理屈にはなる。
そこまでやって使いたいかという問題はあるが、一度設定してしまえばどこでも定額でiモードもIP電話も（通話品質は疑問）使えるのは便利かも知れない。

ドコモの海外準定額料金は無料通話分から差し引かれる。
最も値引率の高いタイプLLは6,825円の支払料金で、11,550円分の無料通話が付いてくる。
つまり準定額料金は、このプランで使うと実質1,200円弱に換算出来るわけだ。
ただし繰り返すが12万パケット、つまり約15MBを超える通信を行うと定額では済まなくなる。