- 2010年7月22日 13:02
SBMの基地局が増えている。
倍増計画遂行のレベルにはまだ達していないが、助走段階なのだろうか。
というかフェムト配りが順調なだけかもしれない。
SBMな人に言わせると、小出力局を基地局数に混ぜるのは心の醜いアンチだけだそうだ。
「ドコモは小出力局を混ぜて基地局数を水増ししないとSBMに負けるから困るんじゃないかな」なんて、いかにも言いそうである。
と同時に、SBMがフェムト混じりの基地局数になって事に関しては「何としてでもSBMの基地局数を少なく見せたいアンチが必死になっているだけ」とか「出力に関係なく基地局は基地局だと言うことが免許情報を見て分からないのかな」なんて始まったりして。
※フェムトセルやピコセルがどのくらいの距離電波が飛ぶのかはまた後日。
そう、今回の集計で増えたSBMのピコセル?局は超低出力局も含まれている訳で、しかしF&Fでは免許数を元にしているのでこれも基地局数に数える。
また、これはドコモも同様だが現状ではフェムトセルも基地局免許数に含まれると思う。
ドコモの場合はフェムトセルを使う人が少ないというか必要性が希薄だが、SBMはばらまき攻勢なので無視できない割合になるだろう。
これも以前に書いたように免許の高周波出力値を元に分類すればいいのかもしれないのだが、現状では独自でデータを収集しておらず、すべて免許数の通りに集計する。
これでSBMな人からもアンチ呼ばわりされなくなるかな?
事業各社はフェムトセルに関して包括免許申請を可能にしてくれるように望んだ。
しかし総務省は難色を示した。
中継局はそれ自身が電波を積極的に発するものではなく、あくまでも中継器なので例外的に包括免許を可能にした。
しかしフェムトセルは小出力ながら基地局準拠のものであり、中継局とは無線局の種別が違うからだめだという訳だ。
中継局を基地局と呼ばない総務省は、SBMな人からアンチ認定されることに間違いはない。
包括免許が可能になれば申請から設置までに時間がかかるようなこともなくなる。
ただ、SBMなどはばらまき体制なので管理も必要なのだろう。
中継局ではSBMの設置したものが他社に与える影響も含めて問題視されたこともあり、設置場所の明確化が必要なことも分からないではない。
EMはWiFiのトラフィックを移動体通信網で吸収する方針だという。
3G事業者でありながらWiFiをアテにするなどもってのほかだ、とまでは言わなかったが、そうした困っている事業者のためにもポケットWiFi的なものを売りたいのだとか。
SBMの増局計画が順調に進めば、いつしか言うことがEMと同じになるかもしれない。
ほんの少し前まではiPhoneとADSLがあれば、PCやFTTHは要らない(使っているやつの気が知れない)と言っていた。
が、今は全国FTTH網が必要だと説いているんだっけかな。
長期保有を約束して手に入れた株を早々に売り払ったり、まあ言っていることとやることの乖離が激しいのが孫さんの特徴だ。
その孫さん自身、有言実行が使命だ的な発言もしているが、そもそも基準が違うからなぁ。
こんな調子なので自社網が整備された日には、FTTHなんて要らない、PCは3G経由で接続すべきだと声を荒げそうだ。
でもそれが移動体通信事業者の本来の形で、トラフィックが厳しいからとEMの網を借りるなどしているあいだは通信事業者とは呼べない。
SBMの人を語る上で忘れてならないのがこの方か。
相変わらず何とかの一つ覚えでがんばってるのかな。
まあTCAスレだけにいる分には害も限定的だろうが、荒らし屋たるもの多くのスレを荒らさなければ仕事にならないのかも。
事を納めたいSBMの思いとは裏腹にSIMロック解除議論が続く。
専門誌のみならず一般紙でもSIMロックを解除すればSBMは崩れ落ちると書き立てる。
それはエリアや通信速度の点で他社に劣っているためで、孫さんのエリア構築完了宣言が失敗だったことを裏付ける。
>ソフトバンクモバイルがそうした声を退けるには
>まず第1に、電波がつながりにくい状況を改善する
>必要がある。
>松本副社長も、その辺の事情を踏まえて「対策を急ぐ」
>と言う。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100716/215456/?P=2
カバー率が99.9%を超えたからドコモと遜色ないなどと言って加入者を欺こうとしたが見事に失敗した。
加入者の満足度は基地局数でもなく、カバー率でもなく、その場所で使えるかどうかだ。
幻の4.6万局宣言の時から常に数字にこだわり続けてきた孫さんは、それが実現できないとなると無理矢理な数あわせをはかった。
もしもあのときの宣言通りに4.6万局を実現していれば、少しは満足度が上がったのかも知れない。
投げ売りとインセンティブプランによって純増数は稼げている。
しかし業界トップの解約率で加入者はどんどん逃げ出してしまう。
ゼロ円でも売れないとなればキャッシュバックをつけるなど、顧客獲得費用は増大して設備投資に回せる金が減る。
800MHz帯がないから、800MHz帯がないからと泣き言を続けて何年になるのだろう。
800MHz帯があれば設備投資額を圧縮できたのに。(実はそうでもないことが証明されている)
SIMロックを外さないのも、分離プランを作らないのも、接続料を下げないのも800MHz帯を割り当てて貰えないためだ。
つねにこうしてぐちゅぐちゅと言い訳と泣き言に終始している孫さんなのだった。
http://twitter.com/masason/status/19002676094
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