- 2010年7月23日 12:02
顧客満足度といえばauという時期があった。
それが徐々に低下し、今回の調査ではドコモに並ばれた。
ドコモは顧客満足度向上作戦をとっている。
今までが役所的対応だっただけに、その差に対してポイントが入る感じもあるだろう。
ドコモはエリアと通話品質で評価された。
これも同社のエリア改善に対する努力が実った格好で、それは実際に目にすることが出来る。
しかし、だからといって完璧ではない。
特にCDMA方式ではセル内利用者状況によって通信状態が変化するため、監視と管理は欠かすことが出来ない。
auは端末価格で評価された。
汎用デバイスを使って仕入れコストを下げる努力、そして安価誘導の効果は出ているようだ。
SBMはすべての項目でドコモやauに勝ることが出来なかった。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Research/20100716/350402/
エリアが出来たからこれで終わりと宣言したが、お得意の数字だけでの判断だった。
実際にエリア不満を持っている人が多かろうが何だろうが、数字がこうだからこれで終わりと切り捨てた。
カネを積んで加入者を集めても、エリアが狭い、通話品質が悪い事実はすぐに認識されて去っていく。
これが高い解約率に表れていると思う。
しかしCM好感度などの、通信事業に関係のない部分で自慢できるから良いか。
あ、これもドコモに抜かれたんだった。
じゃあ…
えーと、純増数か。
純増数がトップだから良いか。
解約率もトップだけど。
他のメディアの調査結果も発表されている。
何と、
> iPhoneの電波状況、首都圏・関東・北陸以外は「満足度ゼロ%」
と、センセーショナルなタイトルだ。
http://www.rbbtoday.com/article/2010/07/22/69326.html
エリアはドコモと遜色ないとか、通信速度もドコモと変わらないとか、普段使う上で不便は感じないとか言っている人がいたが、実際にはそうではないようだ。
このエリア改善のために6万局増やすとSBMが言い始めた訳で、エリアや通信品質に不満がないのならカネのかかることなどしないはず。
下の記事のコメント欄でa&dさんに教えていただいたサイト。
http://yama2150.com/?m=pcpublic&a=page_fh_diary&target_c_diary_id=685
記事によれば
山でつながる携帯電話は? ”百名山の山頂における電波状況”
事業者 | 利用可能率 |
ドコモ・FOMA | 55% |
AU | 43% |
ソフトバンク | 13% |
山登りなどが趣味な方はauやドコモを持つと思う。
いざという時に圏外では困るし、急な天候の変化や急病、けがなどの時に連絡が取れるか否かは重要だ。
え?800MHz帯がないから仕方がない?
800MHz帯を持っていないVodafoneを高値で買ったからカネがない?
いやいや、言い訳ばかりではいけないと孫さんも言っている。
http://twitter.com/masason/status/19002676094
(また貼っちゃった)
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